mami.mariad

株式会社マリアド/代表 熊谷真美/美意識スタンスを導入したビジネスコミュニケーション教育・教育体制内製化のコンサルティング/トップクラスのブランディング/ビジネスパーソンを対象に『コミュニケーション・フィットネス®』『スパイラル・リーダーシップ®』展開中。

mami.mariad

株式会社マリアド/代表 熊谷真美/美意識スタンスを導入したビジネスコミュニケーション教育・教育体制内製化のコンサルティング/トップクラスのブランディング/ビジネスパーソンを対象に『コミュニケーション・フィットネス®』『スパイラル・リーダーシップ®』展開中。

最近の記事

日本美適進化論vol.69:社会を彩る進化

目次 1. この一年で経験したこと 2. 人的資本力の向上 3. 事実と解釈 この一年で経験したこと 2020年9月から68回毎週発信していたnoteを、2022年1月でいったん止め、事業戦略として現場最前線の空気をつかむ為のインプットにシフトしたおかげで、今まで知り得なかった細部まで張り巡らされている地域行政の仕組みや、企業規模による役割などが把握でき、弱小企業なりに有効な事業スタイルが認識できたことが何よりの財産となりました。いかに多くの価値観の違う経営者やリーダーの存

¥1,500
    • 日本美適進化論:「情緒的利己」と「事実的利他」

      ここ2年間、コロナ感染症が流行り出した当初は、得体の知れない不安などによりスピリチュアルや占いなど「情緒的」な情報に傾倒した人も多いと感じていましたが、いよいよ変化への耐性も持ち始めた今日この頃、「事実」としっかり向き合うための情報を取ることが増えたように感じます。つくづくこのように、日々の気付きや思考が降りてくる環境の一つ「日常の健やかな感性」の恩恵によって、日々納得のいく選択が出来ることに感謝しかありません。自分自身が安定していることのメリットは、他の状況を良く見極められ

      • 日本美適進化論:熟慮と直感を使い分ける

        2022年もスタートいたしました!新年あけまして、おめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。今年の干支は「寅」。百獣の王と言われる猛々しい姿とみると勇気が湧き、今年一年はこれまでの制約を飛び越えて強く勢いよく走り抜きたいですね。動物の本能とは、まさに生存本能。思うより先に動きながら次のアクションを選択する。全神経のアンテナを張り巡らし、風向き、匂い、肌感覚、第六感などを総動員して向かう先に敵なしと行きたいところです。新年の記事を流し読みしておりましたら、「大切な

        • 日本美適進化論:一年の振り返りとご挨拶

          今年も一年が過ぎようとしていています。皆さまはこの一年をどのように振り返りますか。私は、満足とは程遠い課題も残しましたが、それでもこの状況下でよくやったと自分を認められるような振り返りをしようと思います医。まず、自分のこだわりの強さを認識できたことでスッと力が抜け、周囲の目や評価を過剰に気にすることなく、目指すところまで自分に起こしたい変化を経験できたことや、これから明るい未来への手応えがつかめました。特にダイバーシティを通した業界特性の分析や、後半は環境問題についても一般的

          日本美適進化論:クリエイティブの真ん中

          「創造力・想像力」は人が人たる所以で、自然に無限に湧き上がる宝物のようなものだと感じています。ロジックも構成も何らかの目的やルールのフィルターがあるにしてもクリエイティブなセンスによって伝わりやすくもなり、難しくもなる。それを形づくるのは、日常経験で積み上げる「感じ方」の刷込みであるのだと思います。だからこそ誰と一緒に何をして過ごすのか、自分に何を見せ聞かせ感じさせるのか、それをどのように扱うかによって、クリエイティブ性を豊かにする感性(センス)が育まれるのでしょう。 よく

          日本美適進化論:クリエイティブの真ん中

          日本美適進化論:考え方より感じ方を整える

          人は「感性」で感情を生みだし、「言葉」で思考し、ある程度の計画で「行動」します。でもまずは「いまどう感じているか」という気分的なものも大きく判断に影響します。思考は0.5秒遅れてやってくるとか、最初に感じた瞬間でほぼその後の思考も行動も決めてしまいます。しかし、無意識であまり認知されていないので、考え方を変えようと努力する人が多いのだと思います。では、考え方と感じ方はどちらが変えやすいかというと、日々の感じ方へのアプローチするほうが、気分を変える習慣がつくことで変化しやすいの

          日本美適進化論:考え方より感じ方を整える

          日本美適進化論:バイアスが希望に変わる瞬間

          ジェンダーレス・ジェンダーフリー・ジェンダーポジティブ・ジェンダーバランス・ジェンダーバイアスと、様々な言われ方をしますが、使われ方の違いがあるにせよ、本質は同じなのではないでしょうか。社会的性差についてこれだけ話題になり始めると、さらに探求心が深まります。世の中の仕組みや制度が画一的なまま、多様性を受け入れる環境づくリが進まないことで生きづらさを感じる現象として少子化へ繋がっているので、一度、自分の人生のWLBを振り返ることも大切だと感じます。そしてそれを「そんな時代だから

          日本美適進化論:バイアスが希望に変わる瞬間

          日本美適進化論:社会の鮮度

          自分が良ければそれでよいという短絡的な結論で済ませられれば、すべてがそれで良くなってしまいますが、人は影響し合い生きているので、社会性のある大人であればその時点で責任を放棄した発言だと思うことがあります。特にリーダ―としての役職がある方の場合、その思考は行動に現れ身勝手だと周囲に評価されかねません。しかし先日、かなり久しぶりに東北でたくさんの方々との情報交換をした際に、コロナ感染症の流行による経済的な打撃は震災よりも酷いかも知れませんという話がでました。特に誠実に自主規制を設

          日本美適進化論:社会の鮮度

          日本美適進化論:経営者の思考習慣

          サラリーマンから個人事業主、そして経営者としての能力アップを急ピッチで爆走中ですが、失礼ながら、ケータイ中に受信してやむなくとった電話を終えて言われた些細なひとこと、「営業電話がかかってくるようになったんですね。」。HPを公開し助成金採択企業情報などによって認知度が高まることで、余計なコンタクトも増えるけれど、異業種から世の中の変化について身近に感じられるのもメリットなのかもと、法人として仕事ができる面白みをこんなところで感じています。会社の経営は、はたから見るほど華やかでは

          日本美適進化論:経営者の思考習慣

          日本美適進化論:多様性と画一性

          「親ガチャ」という言葉が流行り出して、なるほど若者の発想は的確でうまく言い当てていると感じましたが。子供は親も生まれ落ちる環境も選べない不公平感をカプセルのくじ引きに例えるなんて、深刻にならずユーモアで表現する世代のたくましさ。スタート時点から大きくマイナスだと、抜け出すにはかなりの努力が要り、せっかく若さを楽しめるはずの時期に人生を謳歌できず諦めグセが付いてしまいそうです。本人に原因がない場合の負荷や、なにか不遇な状況を超えて成果を上げた時に評価される仕組みがあると良いです

          日本美適進化論:多様性と画一性

          日本美適進化論:平等な機会に躊躇する心理

          インターネットリサーチから、ビジネスパーソンの共働き世帯が、約600万世帯から1245万世帯に増加し、内訳は20代夫婦は64.5%、30代で47.5%、40代で29.5%、50~60代では20.5%で、高齢の専業主婦・主夫率が最も高くなっています。あたり前にも思えますが、世代間の意識の違いや所得の違いも多くの理由で、家計の管理・自由に使えるお金・記念日の過ごし方・産後の仕事復帰時期などの項目に於いても、世帯のタイプや年代によって大きく差があるようですね。夫婦の在り方にも多様性

          日本美適進化論:平等な機会に躊躇する心理

          日本美適進化論:多様性を受け入れること

          仕事のモチベーションについては、昔からビジネスマンが取り組んできたテーマですが、人によって向き合い方が違う仕事への姿勢。まさに多様性とは、仕事のペースもコミットメントも強みも弱みも違う一人ひとりを受け入れて活かすこと。仕事の経験が豊富で、比較的厳しい環境下で実績を残してきた方々については、自分自身でやる気を高めながらパフォーマンスを維持する工夫や、アファメーションなど独自の方法を身に付けている方も多く、同時にメンタルケアについても、安定した精神状態でいられる環境を整えるなど、

          日本美適進化論:多様性を受け入れること

          日本美適進化論:DXと組織の機能美

          ダイバーシティとしての女性活躍推進について、色々な業界の企業情報をリサーチする機会が増えてくると、業界別で二極化の現実と企業内でも世代間で起こるノッキングのような状況を目の当たりにするまさにいま、改革に向けたせめぎ合い真っただ中だと感じます。世代交代のキッカケとなる方針転換も、ただならぬ勇気が要るような腹をくくる決断の連続ですが、実践と経験が最高の学びになることは間違いなく、当事者としてこの変革を経験できる貴重な時間に感謝して進むしかありません。 少子高齢化による生産年齢人

          日本美適進化論:DXと組織の機能美

          日本美適進化論:自己肯定感と理想像

          「一瞬も一生も美しく」という資生堂のコーポレートメッセージが大好きなのは、一生は一瞬一瞬が美しく大切な時間の積み重ねだよと、時間は自分の命そのものだよと気付かされるからです。いま一瞬をよぎる思考や感情は、自分が拾い上げることしか出来ないからこそ、刹那的に流されずに納得がいくものにしていきたいですね。まさに思考と感情のメンテナンスは体調まで左右される重要度が高いもの。日々、どのようなものに思考が持っていかれやすいのか、何に多くの時間を割かれているのか、その傾向を捉えることでこれ

          日本美適進化論:自己肯定感と理想像

          日本美適進化論:自分のスタイル

          先日視聴した番組で、「センス」と「スキル」をテーマに論客の方々が討論していた内容は、スキルはコモディティ化するというもの。プレゼンが上手いのに相手の心に届かない、話し方が上手なのに面白くない。そんな人をみると「センス」の違いを感じるそうです。ロジックは成立していないのに、たった一言で相手の心をつかむ人もいます。そんな人は自分の言葉や、自分のスタイルを持っている感度の高い人のように見えますね。例えば、サービス業などでの「おもてなし」についても、お客様が感動する、喜ぶことを総体的

          日本美適進化論:自分のスタイル

          ジェンダーレス・セルフブランディング

          岸田内閣が発足し、第100代総理大臣に初の女性登用という期待は実現しませんでしたが、高市早苗・野田聖子両議員の善戦ぶりに、今後女性総理大臣誕生の可能性を感じた方は多いと思います。同時に、こんなにあからさまに霞が関が魔界と言われる由縁が公開された選挙もなかったかと。天才的な人心掌握術に加え、運と勘が働かないと、時代の寵児にはなれないドラマを見せられたような気分です。 ただ今回、候補者4名が示す政策案の中でも、女性候補が自分の言葉で主張するインパクトのある政策内容が光りました。

          ジェンダーレス・セルフブランディング