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【日記】2024/12/22 M-1グランプリ2024決勝の日

▼ 前々日、前日の日記



2024/12/22(日)

この日は友人たちを誘ってクリスマスパーティー(という名のM-1観戦会)をする予定をしていた。決勝の日程が決まった日から。
どうしたって一人で今年のM-1をぜんぶ受け止められるメンタルになれない気がして、夏くらいからずっと「一緒に見て〜」とゴネていた、友人たち本当に感謝……。

敗復からずっと見ないといけなかったので、昼に集合してそこからずっとテレビの前に張り付いていた。


買い込んだ惣菜をみんなでつまみながらダラダラと話した。
敗者復活までは結構気楽に楽しく見ていたんだけど、決勝が始まるとなった瞬間に緊張が押し寄せて来ていた。

阿部一二三選手がトップバッターを決める笑神籤を引いて笑ったときから、え、嘘やろ、とか、あかん、とかなんとか騒いでいたと思うし、「令和ロマンです」と言われた次の瞬間には「あかんもう無理かもしれんーーーーーーー」とデカい声を出しながらうなだれていた。

もう無理かもしれんメンタルになっていたので紹介VTRの記憶がほぼなく、後から友人に「そう言えば令和ロマンのキャッチコピーって何か言ってた?」とか聞く始末だった。

彼らがせり上がってきたときのことは何となく覚えていて、なんか分からんけどすごかった。
もう無理かもしれんと思っているのは本当だったんだけど、同じくらい、追い風が吹いている、かも……と思えた。
1本目があのネタであろうことは(直前時期の本人たちの発言とかも踏まえて)そうだろうなあと思っていた。見てきた期間は短かったけど、その短い期間で何度も見てきた、わたしの大好きネタ。

M-1決勝の舞台で、直前まで見てきたあのネタを見られたのが本当に嬉しかった。
ひとつひとつ大好きなパーツを確認していくような一番気持ちの悪いオタクの見方をしてしまったことを恥じる。


真空ジェシカ以降イマイチ点が伸びない組が続いて、不安になった。このままいくわけない、絶対どこか跳ねる組が出るだろうし、そうなったとき、耐えれるのか???

令和ロマンが抜かれるのを恐れて不安だったはずなのに、バッテリィズがバカウケしてるときはなんだかワクワクした。来た、来てる、これだ!!と思った。
高得点が並んだのを見たとき、この日最初のウルウルが来た。
まだあまり知られてないであろう大阪吉本の漫才師がこれだけ評価されているところを見て、なんだか感動してちょっと泣いた。


最終決戦は、3組のネタを見てもこれがどう出るのか分からなくて、いつまでも落ち着かなかった。

そして結果発表、マトモに画面を直視できなくて立ち上がってキョロキョロしながら見た。あまりにも挙動不審。

令和ロマンの5票目が入った瞬間、大人としてあり得ないくらい、ぅぅうええええ~~~って声を上げて泣いた。キモファンでごめん。
すごい、とか、良かった、とか言いながら本当に泣いた。背中ぽんぽんしてくれた友人ありがとう。



帰りに部屋を出てエレベーターに乗ろうとしているとき、今日のメンバーではない別の友人から「おめでとう」のLINEが来ていたのを見て、わたし本当にこの1年令和ロマンを応援してきたんだなあと実感して、ちょっとだけ誇らしくて、めちゃくちゃ嬉しかった。


M-1が終わった後に周りからおめでとうと言われたのは2008年以来。


令和ロマン、本当に本当におめでとうございます
夢を見せてくれてありがとうね



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