11月4日 :月曜からブライトン。
少し曇ってるけど、11月にしてはまあまあの気温。 フレディーに引き寄せられるように入ったら、エイズ患者サポートのチャリティー・ショップだった。さすがブライトン。 パブで一杯。The Walrus。 このパブ、とても雰囲気が好き。
ご飯も美味しそう。次回はここへ来よう。
ディナーはフレンチ・ビストロで。
時間が早かったので、セットメニューが選べた。お得で美味い。
ロンドンに帰る電車の中で飲んだM&Sのピナ・コラーダのクッソ甘いこと。このプレミックス・シリーズのジン&トニックはまあまあOKなので、これもイケるかと思ったら、最悪だった。 マジ関係ないけど、M&Sのジン&トニックといったら、これ(↓)よね。
このおかげで、マークス&スペンサーの缶入りジントニックの売上げが24%増加したらしい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ダヴス、新アルバム『Constellations For The Lonely』のリリースを発表!!!嬉しい!
先行シングル「Renegate」良い!!ジミの声。力強いピアノ。エモーショナルなメロディ。熱が出そう...。
11月5日 :『イングランドで大学の授業料が9,535ポンドに上昇』というニュース。2025/26年度から授業料とメンテナンス(生活費)・ローンの両方が値上げされることが発表された。
イギリスの大学は来年、学部授業料が年間9,535ポンドに値上げされることになった。2017年以来、最大9,250ポンドで凍結されている学費が285ポンドの値上げとなる。 ブリジット・フィリップソン教育相は月曜日、国会で議員に対し、学生の生活費管理を支援するため、メンテナンス・ローンも値上げすると述べた。 大学にとって、授業料の値上げは、最も差し迫った財政的課題を支援するための現金投入である。しかし、今回の発表は2025/26年度の学費とローンにのみ影響するものであり、フィリップソン教育相は、政府は今後数ヶ月のうちに、大学への長期投資のためのさらなる「大改革」を発表するだろうと述べ、政府は「大学の財政基盤をより強固なものにするために必要な厳しい決断を下さなければならない」と続けた。さらに彼女はBBCに対し、「大学にもっと多くのことを要求する」と述べ、「生徒と納税者により良い価値を提供する」ために、大学にどれだけのトップレベルの研究者を送り込むか、その報酬額はいくらになるのかなどを検討すると語った。 キア・スターマー首相は、2020年の労働党党首選に出馬した際、授業料の全廃を目指すと発言していたが、2023年には、労働党はこの公約から「前進する可能性が高い」と述べた。今年の総選挙キャンペーンでは、NHSへの投資を優先したいと語った。 月曜日、保守党のローラ・トロット影の内閣教育担当大臣は下院で、授業料の値上げを「卒業生が払わなければならない実質的な税金の値上げ」と呼んだ。来年から授業料とメンテナンス・ローンの両方が、RPIXと呼ばれる、住宅ローン金利以外のすべての費用をカウントしているインフレ率(現在のインフレ率は3.1%)に連動することになる。これにより、ロンドン以外で親元を離れて暮らす学生のメンテナンス・ローンの上限は10,227ポンドから10,544ポンドに、ロンドンでは13,348ポンドから13,762ポンドに引き上げられるが、返済不要のメンテナンス・グラントは2016年に廃止された。 財政問題研究所(IFS)は、今回の変更に関する分析の中で、授業料の値上げにより、大学の教育資源の実質的な削減は免れるだろうと述べている。 しかし、「大学と入学希望者に確実性を与えるため」、来年以降も授業料が値上げされるのかどうか政府に対して明言するよう求めた。 また、現在の返済条件では、延長されたローンの約4分の1が最終的に償却され、納税者が負担することになるという。最高額のメンテナンス・ローンを利用する学生は、来年、より多くの奨学金を手にすることになるが、IFSによれば、それでも実質的には2020/21年度よりも9%少ない奨学金を借りることになるという。 月曜日に発表された変更は、来年大学に入学する学生だけでなく、在学中の学生にも影響を与えるが、大学はコース途中での学費値上げから学生を保護する契約を結ぶことができる。 マンチェスター・メトロポリタン大学でプロダクト・デザインを学ぶ1年生のシェイとゼイは、学費の値上げが大学進学を躊躇させる可能性があるとしながらも、生活費の方が喫緊の課題であると付け加えた。ゼイは、大学に進学するかどうかを決める際、学費は「すでに多くの人の心を動かすかなり大きな要素」だと述べた。シェイは、大学は「今のままでもすでに高額だ」としながらも、生活費が賄えるかどうかの方が心配だと付け加えた。 パーソナル・ファイナンスの専門家であるマーティン・ルイスは、授業料の変更は、「些細なものである可能性が高い」と述べている。昨年、ローン期間は30年から40年に延長され、さらに返済基準給与は27,295ポンドから25,000ポンドに引き下げられたことにより、より多くの卒業生がローンを長く返済することになる。 セーブ・ザ・スチューデントのマネー・アドバイス・サイト、トム・アリンガム氏は、学費の値上げに「落胆」しているにもかかわらず、「学生ローンの全体的なレベルにはほとんど変化はなく、卒業生が毎月返済する金額にはまったく影響しない」と述べた。 英文学を志望する二アムは、授業料は「莫大な額」上昇するわけではないが、学生を支援するためにメンテナンス・ローンの増額は「間違いなく必要」だと語った。彼女は、大学生にかかる費用は「ばかばかしい」ので、「少しの追加支援でも大歓迎」だと語った。工学部志望のジェームズは、メンテナンス・ローンが増額されたとしても、大学での生活費のために働かなければならないのは「不公平」だと思うと語った。 金融サービス会社Hargreaves Lansdownの個人金融責任者であるサラ・コールズ氏は、幼い子供を持つ親は、大学生活のために今から貯蓄を始めるべきだと述べた。また、大学進学に近い年齢の子どもを持つ親には、「どの程度の経済的支援を期待できるかを明確にしておく」ようアドバイスした。 141の大学を代表する英国大学協会(Universities UK)のヴィヴィアン・スターン最高経営責任者(CEO)は、授業料を変更するという政府の決定は「正しいこと」であり、授業料の凍結は「学生にとっても大学にとってもまったく持続不可能」だったと述べた。 しかし、大学・カレッジ組合のジョー・グレイディ書記長は、授業料の値上げは「経済的にも道徳的にも間違っている」とし、政府は大学支援のために「借金まみれの学生からさらに金を巻き上げる」ことになると述べた。 今回の変更は、英国の大学財政状態に対する懸念の高まりを受けたものだ。 イングランドの高等教育監督機関である学生局は、今年度、40%の大学が赤字を予想していると警告した。7月、フィリップスン教育相は、苦境にある大学を救済するよう政府に求める声がある中、大学は「予算を管理」すべきだと述べた。ユニバーシティーズ・UKは以前、授業料を年間12,500ポンドまで引き上げなければ、教育費を十分に賄えないと提言していた。しかし、その金額を要求することは「無知」で「常識外れ」であることも認めている。 政府は、メンテナンス・ローンを増額することで、食費や住居費といった日々の生活費を援助することを期待している。しかし、授業料の値上げとメンテナンス・ローンの増額は、学生が大学に行くために多くの借金をする必要があることを意味し、より多くの負債を抱えて大学を去ることになる。 教育省は、この変更を定めた法律とともに、影響評価(インパクト・アセスメント)を近く発表する予定だ。この影響評価は、この変更が卒業時の学生の負債と長期にわたる返済に与える影響について検討するものである。 2012年にイングランドで行われた学費の3倍増は、広範囲に及ぶ抗議を引き起こした。以来、2017年10月、テリーザ・メイ首相(当時)のときに、250ポンド値上げされている。
BBC:University tuition fees rising to £9,535 in England ウチ、ダブルパンチだわ。今年長男は大学へ入ったので、この授業料の値上げは真向に受けるわ。しかし、もっと頭が痛いのは、次男。なぜなら、夏の総選挙における、労働党の勝利により、かねてから公約に掲げていた、私立校の学費への課税が来年1月より、実地されることになったから。以下、学校からのレター。「2025年1月より独立系学校の学費に20%の付加価値税(VAT)が適用されることが確定しました。また、2025年4月より、独立系学校の事業税率に対する慈善的救済措置の対象から外れることも確定しており、学校にとっては大幅なコスト増となります。さらに予算は、2025年4月から雇用者国民保険(NI)負担が1.2%引き上げられ、NIを支払う基準額が引き下げられることも決定しました。これらの措置の組み合わせにより、学校のコストは年間100万ポンド以上増加することになります。2025年1月より、2024/25年度の残りの学費を、回収可能なVATの純額分だけ減額いたします。また、適切なコスト削減とVAT回収の機会を特定し、2025年1月1日以降、VAT控除前の料金を2.5%引き下げることができます。20%の付加価値税を考慮した結果、2025年1月からの学費総額は17%(20%ではなく)の増額となります」。 出来るだけ低く抑えるように努力する、とは以前から言っていたが、17%か...。これには追加があって、「オプションの追加料金もVATの対象となる可能性があり、この件に関してはHMRC(納税局)からの説明をお待ちください」とのこと。つまり、課外授業や修学旅行費などもVATが課される可能性があるかもしれないとのこと。 長男は大学2年分が授業料の値上がり、次男は大学進学まで2年と2タームが学費のVAT課税に引っ掛かってしまった我が家(次男も大学進学すればもちろん授業料は発生する)。VAT課税が原因で、私立から公立への転校を余儀なくされる子供たちも出てくるはずだ。 話を大学の授業料に戻すと、スコットランドの大学は、スコットランド居住者に関しては授業料が無料とのことだが、これは、イングランドなど、他の地域(インターナショナルも含めて)から来る学生たちの授業料でまかなわれているのかな?それとも政府からの援助?それにしてもNHSの逼迫はスコットランドでも大きな課題であるはずなのに、どうやって運営しているの?誰か説明して欲しい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
コールドプレイのクリス・マーティンが、フィアース・パンダ「Brothers & Sisters」25周年記念盤を祝してメッセージを贈っている。
私はラッキーなことに、このCDを持っているのだが、7インチも欲しいな。
前にも書いたが、こちらの訳本出したいので、興味のある方はご連絡ください。
11月6日 :『ヴィクトリア・ベッカム、ファッションブランドが17年ぶりに黒字化「大きな達成感」』というニュース。
ヴィクトリア・ベッカムは、立ち上げから17年後に黒字化した自身のファッションビジネスが財政的に好転したことを「とても誇りに思う」と語った。 2008年にファッションとビューティーラインをデビューさせて以来、ブランドの累積損失は6600万ポンドを超えていた。しかし近年は、ハイエンドなアイテムや、ハイストリート・ブランド、マンゴーとのコラボレーション、30ポンドのアイライナーなどの人気メイクアップ製品もあり、ポジティブな変化を示している。 彼女の成功は、強力なソーシャルメディアでの存在感とスマートなマーケティング戦術によるところが大きい。ベッカムの 「get ready with me」ビデオやビューティー・チュートリアルは高い需要を生み出し、ファンは彼女の特徴的なスタイルを再現することを熱望している。 2022年、ビジネスは20万ポンドの利益を示し、彼女のラグジュアリーブランドは創業以来、ベッカムファミリーの他の分野からも3000万ポンド以上の支援を受けている。 ウーマン・オブ・ザ・イヤー・アワード2024で起業家賞を受賞するのを前に、50歳のベッカムはハーパーズ バザーのインタビューに答えた。 「大きな達成です。この17年間、会社は浮き沈み、リストラや多くのことを経験してきました。本当に長い道のりでした。ですので、最終的に利益が出ていると言えるようになったことは、私の誇りです。この業界は簡単ではないし、ますます難しくなっています。ラグジュアリーがいかに苦戦しているかを見れば、今私が服を売っていると言えることは......」と彼女は、自身のブランド状況を好転させたのは彼女のフレグランスだったと振り返った。「過去17年間を振り返ると、このブランドはずっと火の車で、毎日火消しに追われていた時期があったのです」と彼女は付け加えた。「でも、このフレグランスを作ったとき、私たちはブランドからハウスになったと感じました。何年もかけて土台を作ってきました。それが今の私なのです」。 ベッカムのビジネスは2年前から上昇を始め、2021年には4,090万ポンドだった収益が、44%増の5,880万ポンドに急増した。この成長は2023年を通して続き、彼女のビューティーアイテムやフレグランスに対する「前例のない」需要が見られた。
The Standard: Victoria Beckham on fashion brand finally reaches profitability after 17 years: 'It’s a huge accomplishment' もともと激戦区だったハイブランドに、名前だけで入り込んでいった感が否めなかったが、17年でやっと黒字。まあ、それでもやってこれたのはベッカムの名前があったからだよなあ。損失を出していても、メディアには引っ張りだこだろうし、他の収入もあるからな。しかし、フレグランスが好転のきっかけというのはイギリスらしいな。セルフリッジやハロッズなども香水に関しては、特別ブースがあり、一番人通りの多いところに、各ブランドの香水がずらりと並んでいるし。それだけ需要が多いのだろうな。観光の土産としてもかさばらないし。これからクリスマスに向けてますますギフト商戦では欠かせないアイテムだから、売り上げはあがるだろうな。でも、ブランドオーナーとしては、やはり服やアクセサリーの方で黒字を出したいのではないかと思うのだが。
11月7日 :うわっ!マジか!フレンドリー・ファイアーズ出るのか!新年日本帰ろうかしら。
11月8日 :こちらのケーキを作成しました。
11月9日 :『ダヴス、シンガー不在に理解求める』というニュース。「ジミ・グッドウィンのバンドメイトたちは、彼が回復するためにはもっと時間が必要だと語った」ということだが、やはりまだライブは無理だったのか...。
マンチェスターのバンド、ダヴズが、フロントマンのジミ・グッドウィン抜きで行われる新しいライブの日程を発表し、ファンに理解を求めた。 バンドは来年、カムバック・アルバム『Constellations For The Lonely』をリリースする予定で、今月末に3つのライブの日程を明らかにした。しかし、そのライブはグッドウィン抜きで行われる。グッドウィンはメンタルヘルスに問題を抱えており、ダヴズは2021年の最後のライブ・ツアーの一部をキャンセルしている。 ギタリスト兼ボーカリストのジェズ・ウィリアムズは、グッドウィンは 「よくやっている」としながらも、リード・シンガーは「まだ森から抜け出せていない」と述べ、自分が代わりにライブで歌うことになると語った。 ダヴズのXアカウントへの投稿で、ウィリアムズはグッドウィンが 「回復にはもっと時間が必要だ 」と述べ、彼と双子の弟でドラムを担当するアンディ・ウィリアムズが加わっていくつかの曲を歌うと付け加えた。 「これがクールで、皆さんが理解し、受け入れてくれることを願っています」と彼は言った。 グッドウィンは、バンドは 「本当に懸命に働いている」と語り、新曲、2020年のアルバム『Universal Want』、そして 「皆さんが知っている古い曲 」をミックスして演奏することを楽しみにしていると語った。 ダヴズが新たに発表したギグには、11月最終週のストーク、バーケンヘッド、ヘブデンブリッジでの公演が含まれる。
BBC:Doves ask for understanding over singer's absence 私は20年以上前に、ダヴスにインタビューしたことがあるのだけど、ジミは現れなくって、ウィリアムズ兄弟が応対してくれた。最終的にはジミにも話を訊くことができたのだけど、とてもシャイな人だと感じた。しかし、その後に観たライブは、繊細ながらも力強く、本当に素晴らしいものだった。ちなみに今調べたら、2000年11月13、14日の二日間。ちょうど24年まえだわ。しかもサポートがElbow とAlphinestars。すごいラインナップだったのね。ダヴスに話を戻すと、もうこのまま空中分解かも(泣)と思っていたので、新作が出るだけでも涙モノだわ。
11月10日 :今度はハリー・スタイルズのそっくりさんだって。
主催者の女性は、スタンダード紙のジャーナリストなのね。この人以前このブログで紹介した、オアシス再結成のコラム書いた人だわ。
そっくりさん達はこちら(↓)見れます。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
今週の1曲:Mercury Rev - Patterns
マーキュリー・レヴ、UK&ヨーロッパツアー中なのに、ロンドンがないんだけど~!!!!なんでよ~!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
今週のどうでもいいニュース
コートニー・ラヴが『Never Mind the Buzzcocks』という、音楽クイズ番組に解答者としてゲスト出演したのだけど、テンション高すぎて、喋りまくって、司会のグレッグ・デイヴィスに「マジ黙れ!」って言われてた。
クイズの質問(ミューズ)とは関係なく、いきなりクリス・マーティンの話をし始めるコートニー。困惑するパネラー達。「(マット・ベラミーとのインタビューで)彼は、彼が住んでいるストリートを”divorced boys row(離婚した男たちの通り)”と言って、私が大人になったら住みたいといつも思っていた通りの名前を挙げたの。その通りにはショーン・ペンがいて、マット・ベラミーがいて、クリス・マーティンもいる。なんてこと!あの通りには住めない、って感じだったわ」と彼女は締めくくった。彼女が説明を終えると、グレッグはただ「なるほど」と言っただけだったが、今コールドプレイの話をしてたんだっけ?と。とにかく話が脱線しまくるコートニー。ハイテンションでかなりのカオス。
(今週終わり)