【ロンドン発】週刊ジャーナル(10月30日~11月5日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。
10月30日:先週新しい暖炉が入った際、工事のエンジニアのおっちゃんが、「自分がやった工事で何か事故があったことは今まで一度もないけど」と前置きした上で、carbon monoxide detector(一酸化炭素検知器)を置くこと強くススめてきたのでリサーチ。あまりにも種類が多いので、どれが良いのか分からず、商品レビューを読むと、「僕が今でも生きているってことは、恐らく機能しているってことだと思う」というのがあってウケた。
10月31日:今年は平日なのでウチは通常運転。息子たちは先週末にそれぞれパーティーで盛り上がったので、ハロウィン当日は特に何もせず。
2年前の次男。ピーキー・ブラインダーで。
11月1日:COTEN RADIO ゲッベルスのシリーズ完走。今回マジで勉強になりました。特に、【39-2】「消して、書いて、世界を騙せ!権力によるメディア利用とプロパガンダの歴史」には、現代に通じるところが多く、唸ってしまいました。まだ、ヒトラーの回を聴いていないので、このまま、復習も兼ねて、第二次大戦のドイツを勉強します。
11月3日:テイラー・スウィフトがビリオネアの仲間入りをしたことについて、平民の私たちに、「ビリオン」が一体どれくらいなのかを説明するニック・グリムショーとアニー・マック。
ニックがとあるサイエンティストにインタビューしたときに聞いた話。もしビリオン(10億)という単位を、1秒に1つづつ、1,2,3,4,...と数えていったら、ビリオンにたどり着くまでにどれだけ時間がかかるか、という質問。アニー・マックは思い付きで「1か月」と答えたが、実は32年かかるらしい。驚くアニーに、「ビリオンってそれだけの数字なんだよ」と答えるニック。しかし、32年と言われてもやはり「ビリオン」はいまいちピンとこない平民にとっては甚だ無駄な情報。
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18歳のバースデーでカップケーキを焼かせてもらった。顔が見せれないのが残念だが、赤ちゃんからトドラー、そしてティーネージャーに至るまでの彼女の写真を計50枚もらって、カップケーキ・トッパーを作った。
11月4日:友人夫婦とディナー。とにかく人気のガストロパブなので、1か月前に予約を入れた。
ハーフターム中、私たちはニューヨーク、友人夫婦は南アフリカへ旅行していたので情報交換。ちょうど、ラグビーのワールドカップ中だったので、かなり盛り上がったとか。友人の嫁の方はオーストラリア人で、ご両親が年の半分はロンドンに来ている。ロンドン滞在中、80を過ぎたお父様は毎日お散歩に出かけるそうなのだが、彼はとっても話好き。私もお会いしたことがあるが、楽しいお話をたくさん聞かせてくれる。で、こちらのお父さん、歩いている人と立ち話がしたいがために、実は知っているのに、通行人に方向や行先を訊くこともしばしば。先日、いつものように、ひとりの通行人に、別に行く予定のない方向を訊き、立ち話を楽しんだ。別れた後しばらくしてその人が車の中から、そのお父様を発見、訊いた行先と全く違う方向に歩いていたため、心配して止まってくれ、しかも車に乗せて連れていてくれたのだとか。行く予定のないところに連れていかれたものの、人の優しさに触れた良い経験だったと話していたとか。人間本当に捨てたものじゃないな、とも思うが、迷惑な爺さんやな、と言ったら、そうやとよ~!と苦笑いしてた。
11月5日:今日はボンファイア・ナイト。日にちが近いため、盛り上がりとしては、ハロウィンに押され気味だが、イギリスの歴史の中では、こちらのほうが大事。Guy Fawkes Night に関するドラマは、こちらが秀逸。
(今週おわり)