【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(6月24日~6月30日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。
6月24日:テイラー・スウィフト・コンサートの新しい現象”"テイラー・ゲート"。チケットを持たずにErasツアーの公演に行き、アリーナの外で音漏れを聴くファンや、中にいる子供たちの出待ちをする保護者たちのことを指す。
https://www.instagram.com/reel/C8hDpuko2r4/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
(↑)のインスタ記事で思い出した。昔、私が高校生だった時、宮崎に米米CLUBが来たので、友人と観に行った。コンサートは素晴らしく、このまま帰りたくなかったので出待ちを決行。1時間ほど待っただろうか、会場の宮崎市民会館から出てくるてっぺいちゃんを拝み(すぐにタクシーに乗って行ってしまった)、ほくほくで友人とチャリで帰途についた。が、私の帰りがあまりにも遅いので心配になって探しに出てきた父親と遭遇。怒り狂う父親は軽トラに私と私の自転車を載せ走り去った。友人を置いてきぼりにして。なんと酷い友達だろう。彼女も同じ歳の女の子だというのに、父は夜の道路端で誘拐するように自分の娘だけを車に放り込んだ。Aちゃん、あの時は本当にすまなかった。
6月25日:長男が退屈だ、退屈だとうるさいので、暑いし、カムデンに抹茶サンデー食べに行こか?と提案。サクッと辻利に行ってきた。
インスタにも書いたが、ものすごい人出。平日だからか、ヨーロッパからの修学旅行生が多くて、どこに行ってもティーネージャーのグループにぶち当たるという。さすがロンドン。
で、暑すぎて、混雑も凄くて、へとへとになって家に帰りついたら、なんとトラヴィスがカムデンにおったと!?しかもグッド・ミキサーて、前通ったやん。中におったてことよね。抹茶サンデーじゃなくて、ビールにすればよかった!!
6月26日:V&Aのメンバーシップの更新案内。ナオミ・キャンベルのエキシビションが始まったばかり。また1年楽しませてもらいます!
6月27日:長男の卒業式でした。
これにて、長男の学校生活は終了。8月15日のAレベル結果発表までしばし休憩。
6月28日:友人宅でBBQ。長男の同級生の両親が10x18歳男子+その両親を招待してくれた。
今回のホストのお父さんAは、自他ともに認めるインディー好き。特にオアシスとコールドプレイの大ファンで、自らもそれらをカバーするバンドでヴォーカルをとっている。ゆえに今夜のBGMは、スミスにローゼズにプライマル。年代も私と丸被りなので、音楽に不満はないのだが、Aは、酔いが回ってくると、私にクイズを振ってくるようになった。
「マミ!このミュージシャンは誰だ?」。ああ、これはシャーラタンズ。「おおーさすがだな。次は?」。ヴァ―ヴやん。
「やるな、次はさすがに君でも分からないだろう?」。めっちゃ分かるわ。シーホーセズや。
「なんと!今までシーホーセズを当てたのは君だけだ!」。そんなことあるかいな。アルバム1枚だけやけど、名曲ばかりや。しかも私去年、クリス・ヘルム観に行ったし、それくらい、分かるわ。
「じゃあ、これは難しいぞ」。おおっ!曲は分かるが、名前が出てこん。うわ誰やろ?「ヒントはFから始まるミュージシャンだ」。分かった!フィンリー・クェイや!「すげー!フィンリー・クェイ知ってるのか?」。有名なのこの曲だけやん。いい曲やけどな。違う曲やったら分からんかったわ。
こんな調子でイントロクイズが繰り広げられた。それを見ていた、別のお母さんSが「なんでAはマミに音楽クイズ出すの?」と聴くから、たまに記事なども書いていて、音楽には多少の知識があるのよ、と答えると、「あら、私も10年ほど音楽業界にいたのよ」と。Sは、黒人ユースのミュージシャンたちがプロとして活躍していけるような道筋を作り、それをコミュニティレベルでサポートしていく仕事をしていたらしい。今はローカルベースのパブリック・セクターで、固めの仕事をしているのでちょっとびっくりしたが、彼女がサポートしたミュージシャンの名前を聞いたら超大物たちだったので、うわ!マジ?と言ったら、「今の私からは想像できないでしょ?」と。確かに見かけによらず音楽に詳しくてびっくり。
で、イントロクイズの賞金は、来年2月に行われるAの誕生日パーティーへのご招待。もちろんAが、自分のパーティーでフルバンドで歌う予定(笑)。
6月29日:友人とハムステッド・ヒースを散歩。
コーヒーを片手にベンチに座っておしゃべりしてたら、これ(↓)を思い出してね。
リッキーもマイケルもスティングもハムステッド・ヒースから歩けるとことに住んでるから、親近感、っていうか、リッキーの撮影現場っていつもハムステッドよね。
6月30日:なんか、ダルストンでジャパニーズ・マーケットやってるみたいやけど、行ってみようかな、来る?と家族に訊いたら、全員「行く!!」と。期せずして家族のお出かけとなった。
盆踊りとかもやってた。
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ユーロ、イングランドVSスロバキア。ノックアウト戦。
同点を決めた、ベリンガムのオーバーヘッド・シュートはこちら(↓)。
凄い試合だった。正直このまま敗退か、と思っていたから。実際その後に何が起こるかも知らないまま、スタジアムを出たファンもかなりいた模様。
延長前半戦、ケインのヘッダーが勝利の決め手に。
勝ったのにサウスゲートへの風当たりが凄い。たら、ればはどの試合にもつきものだけど、そんな大差で勝たないかんのか?たしかにギリギリだったけど、勝負ってそんなもんだろ。プレイヤーの士気が落ちなければ良いが...。
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今週の1曲:Finley Quaye - Even After All
クイズ当てたからな。
(今週終わり)