あの時のわたしと、来年のわたしへ。
今年の10月、家族で長野県からわたしの地元である香川県に引っ越してきました。(住むのは実に19年ぶり!もはや移住!)
夫が転勤族な我が家。この先もじぶんたちの意志で住む場所を選べないなんて。そんなルール覆してみたっていいじゃない、と。
じぶんのnoteをさかのぼって読んでいたら見つけた、ちょうど1年半くらい前のもの。
子供の成長とともに将来はどこに腰を据えるべきか、会社の言いなりになるしかないのか、一体どうすりゃいいのさとモヤモヤを吐き出したnote。悩んでたなぁ。
気がつけば年の瀬だし、あの時のわたしに伝えておこうっと。
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結果からいうと、ちゃんとじぶんたちで選んだ場所に家を建てて住み移りました。全く想像できないだろうなぁ。
あれからちょうど半年後くらいに香川にいくことを決めて。
絶対に香川!というこだわりはなかったけど、きっかけは「この空き地、売りに出されたら最高だよね」ってずいぶん昔から冗談で言ってたところが急に売られ始めたこと。
9割9分5厘、勢いだった。いまだ!行ってしまえー!エイヤー!と。
建築会社も突然知った1社目でエイヤー!と決めたし、長野からはなかなか打ち合わせにいけないのでほぼネットショッピングでエイヤー!と家を買ったようなもん。
そしてあの日のnoteに書いてある希望通り、気がつけば人が集まる家になっていて。
ありがたいことに家族や兄弟、ご近所さんに旧友もサクッとおしゃべりしに来てくれる。最近はチャイづくりがやたらと上手くなったな。みんなに得意げに振る舞うので。笑
家は大きくないけれど、収納たっぷりでシンプル。たくさん引き算をして箱のような家を作ってもらいました。
物がきちんと収まって掃除がしやすいからか、家事時間がすごく短くなった気がする。
わたし的にはまだまだ未完成だけど、それはそれで楽しい。
一番の心配の種だった子供たちのこと。
転校後、やっぱり最初は不安定な日々が続いて。息子は毎晩泣いて、娘は毎朝泣いてた。
しばらくはわたしも罪悪感があったなぁ。そんなこともあってか己の体中に謎のブツブツが大量発生するでご注意ください。
転校して二ヶ月ちょっと経った今、気がつけば讃岐弁でしゃべることも増えて毎日楽しそうに過ごしてる。お友達との約束に習い事にと忙しい毎日です。
それと、適度な距離感が丁度いい!なんて思ってた両親や妹家族がすぐ近くに住んでいることがとても支えになっていて。
やっぱり大勢で食べるご飯は美味しい!
考えてみればよく両実家遠方旦那激務で長野で頑張ってたなぁ。
・・・なんて言っても10年以上住んだ長野を離れるのは心臓がつぶれそうになるほど寂しくて。最後の一週間はいい歳こいて毎日たくさん泣いちゃった。
荷造りから最後の見送りまでたくさんの人に支えてもらいながら長野を後にしました。ほんと、人に恵まれてたなぁ。今でも毎日誰かが連絡くれることがすごくありがたい。
そして・・・住む場所迷ってるならとっとと香川に行くべし!と、初めからドーンと背中を押してくれた神奈川に住む義両親には感謝してる。
本心かどうかはわからないけれど、気持ちよく送り出してくれたおかげで今を楽しく暮らせてるのだと思うから。
なんと高松に転勤希望を出した旦那さんは残念ながらすぐに叶わず、長野で単身赴任中。来春は香川に来れるかな?
そんな感じで自ら選んだコト・モノに囲まれながら生きることは充実感に満ち溢れていて非常に楽しいことを知ってしまった2019年。
おかげさまで来月からフリーランスになることにしました。
こんな未来、想像してた?笑
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小さくても大きくても悩み始めたことっていつかどこかで何かしらの答えが出てるものなんだなぁ。
あの時のわたしにとってこの一年の出来事はどれもこれも予定外の予想外。
だけど、全て偶然ではなくて行動や思考を重ねた必然の結果なのかなと思う今日この頃。
で、やっぱりここにたどり着つくまでにたくさんの人たちに支えられて、なんとか立ってるんだと強く感じた2019年でした。
2020年はじぶんを必要としてくれる人、信用してくれている人たち一人一人にただただ真摯に向き合う生き方・働き方がしたいのです。
さて、一年後の今頃、フリーランスになったわたしはどうしてるのかしら?未来のわたし、また教えてください。
おしまい。