ミス・サイゴンとアフガニスタンの子供たち
アフガニスタン情勢は最悪なところまできてしまいましたね。
米軍が撤退する際にカブール空港に集まったアフガニスタンの人々の群れ。命を脅かされ、必死に国外へ逃れようとする人々の姿に胸が締め付けられました。
そして、アメリカ大使館からヘリで撤退する人々の様子はベトナム戦争の米軍撤退時のそれと重なるという声が多数上がりましたね。
私の大好きなミュージカル「ミス・サイゴン」はプッチーニの「蝶々夫人」をベースに舞台をベトナム戦争に変えて描かれた物語。主人公のキムは米軍がベトナムから撤退したことを機に人生が大きく変わります。「ミス・サイゴン」はフィックションとされているけど、キムのような人たちがベトナムにもアフガニスタンにもたくさん生まれているのではないかと思います。
多くの市民が犠牲になっている。特に子どもたち。
戦いに武力を用いるとその犠牲になるのは必ず弱者なのですよね。輝かしい未来があるはずだったアフガニスタンの子供たち。今回亡くなった6名の子供たちをはじめ、アフガニスタンで犠牲となったすべての子どもたちのご冥福をお祈りします。
多くの親はキムが歌う「命をあげよう」の歌詞のような気持ちで生きていると思う。
「神の心のまま 望むもの選ぶの
つかまえなさいチャンス 命をあげるよ
お前のためなら 命をあげるよ」
すべての歌詞はこちらから↓
https://sp.uta-net.com/song/127080/