畑仕事

車で走って20分弱の距離に母が祖父からゆずり受けた畑があって周囲は田舎だからのどかでウグイスの声が響き渡っている

農道に面した上段は父が放棄地にしておくのはもったいないからと素人ながら詳しい人に教わりながら細々とやっていた

とは言ってもほとんどがもらい物で里芋やネギに種まいた小松菜や大根とか落花生もあったね
あとカボチャもいくつか自然生えでできたりけっこう楽しんでいた

何しろ道具がなくて耕運機なんて使いこなせないしかろうじて草刈機だけは借りれてるけどこまめに通わないと刃が立たなくなってくる

下段は上段から他所の地主さん2軒を越えて下ると木のような雑草だらけの上段よりかなり広いんだけど手がつけられないで放置している

まあ雑草の勢いは猛烈で少し行かないとすぐに生い茂ってしまうから勝てないよ

見るに見かねて毎週末草取りに通い始めたら楽しくなってきて台風がきても熱中症で目が回っても車のトランクにスコップと鍬に長靴と軍手を放り込んで通っていた
雨ガッパを上下買って雨や雪の日も行ってた

ナスやキュウリにローゼルなど小さな出来でもうれしくてたまらなかった
通りがかりのお年寄りから声かけられて腹減った〜って声が聞こえるわって言われても何のこっちゃわからんかったけど肥料と水が足らんよってことだとわかったのは帰宅してからだった笑笑