アルバイト
短大へ進学して近所のショッピングセンターで2年間は親からお小遣いをもらわないようにアルバイトすることになった
そこは幼い頃から買い物に行ってたしよくわかっていたところだったので母も安心して面接に同行してくれた
逆に母のほうがパートでも働きたいくらいだとつぶやいてたけどまあ私がアルバイトしてくれるのならば多少は支出が減るかなと断念した
元々母は数年前から2月の棚卸しの時期になると専業主婦だと知っている近所の方から伝票の集計を頼まれてそろばんをはじく1DAYアルバイトに行ってたご縁もあってアルバイト採用の研修を兼ねて母娘で行くことになった
母はそろばんをはじいて私は計算機を借りてキーをたたいて相当の枚数の伝票を捌いた
正式にアルバイト契約をして短大の授業が終わると駅で下車して働いてから帰宅する生活が始まった
夏休みには自動車学校にも通い始めて両方で大忙しだった
あの頃は今は亡き歌手の清水由希子さん?来店して歌って盛り上がったことをおぼえている
少し歳の大きいお兄さん社員が猛烈なファンだとか言いながら声もかけられず立っていたけど私の前を通ったのでがんばってくださいの声かけをしたらお礼を言われた
それを見て悔しがってたのは笑えたよ
しばらくサイン色紙残してたけどさすがにもういいかなってね
ぽちゃっとして可愛らしかったなあ