夢みる頃を過ぎても
みないもの
見えないもの
見たくてもみえなくて
見えないでいいものを
みてしまう
沈黙を連れてくる
ないもの
なくても良いもの
なくては行けないのに
どうしても手にできない
焦りを感じ始める
もう一度原点にかえって
みなくてはならないもの
しっかり見据えよう
遠い道程
出会った沢山の仲間
雨のなかを傘もささずに
待ち合わせたね
あの駅の窓口 なんて言う
名前だったっけ
街の喧騒が今は懐かしい
あの場所で
誰かを待つ
みんなが誰かを待っていたよね
一頻り騒いだ帰り
電車の中 席に座ると
直ぐに眠ってしまったものだ