見出し画像

かけがえのないパートナーと…

私は離婚をしたい。
すぐには無理だと思う。絶対に揉める、泥沼の離婚調停…
私と別れることは嬉しく思うだろう。しかし、離婚すれば息子たちは夫の側にはいかないと思う。息子たちは夫を父親として尊敬していないし、むしろ嫌悪している。恥ずかしい人間だとさえ思っている。

息子たちが私の方についてくれば、夫の姓を継ぐ者がいなくなる。
夫の実家の代々の墓を継ぐ者、守る者が居なくなる。
夫にとっては、それは絶対に避けなければならないこと。
夫の実家、特に父親に責め立てられるから。

夫の実家は、私の息子たちをモノ扱いにする。
こちらの都合、体調お構いなしに、呼べば絶対に来るべし!
みたいに偉そうに命令ばかり。
金もだすけど口もだすと豪語しているけれど、出す金の金額はあまり大きくないのに、出す口は横柄で独裁者のようだ。

夫の実家の人となりにも嫌悪感が膨らむ一方で、それも離婚したい理由の一つになっている。
息子たちと一緒に、そういうしがらみから解放されたい。


結婚して幸せだと思えたのは、息子たちを授かった事だけかもしれない。
夫婦としては、夫には諦めしかなかった。
子どもは欲しかったので、そのための行為は行ったが、それは本当に繁殖のためのもので、回数も絶対的に少ない。

世の中、レスが問題になってるけれど、私など、次男を妊娠する行為は長男を妊娠して4年くらいはなかった。次男を妊娠したのも2人目がどうしても欲しくて頼んで行った1回だけだし、それで無事に妊娠をした。
そして、それから今まで、夫とは一緒に寝ることもなく、手を繋ぐことさえもない。

まだ女盛りの30代から今まで全く夫とは、夫婦とも言えない、男と女とも言えない関係。夫にはただの同居人というか、甲斐性のない女と多少の都合のいい家政婦くらいにしか思われていないと思う。

そして、よく言われたのは、おまえなんか相手にする奴はいない。
おまえを愛してくれる男なんかいるわけがないんだ!
こんな事を平気で口にする夫。どれだけ妻を、馬鹿にしているのか。
本当に夫としても、父親としても、人としても最低だと思う。

私は性欲が強いわけでも、奔放で自由な性生活を送りたいわけでもない。
だけど、やっぱり、女として、コミュニケーションの一つとして愛しい人と肌を重ね温もりを感じたいと思う。
もう女盛りと言うには、かなり行き過ぎて枯れているのかもしれない。
若い人たちからすれば、アラフィフのおばさんが、まだそんなこと言っているなんて気持ち悪いと思われるかもしれない。

でも、肉体的快楽を求める性ではなく、癒やしや温もりを感じる性を、求めることは淫乱で気持ちの悪いことなのだろうか?

人生、そろそろ静かにカウントダウンが始まっているかもしれない年齢。
この先、私は新しいパートナーと出会う事が出来るのだろうか?

女として安らぎを感じ穏やかな日々をかけがえのないパートナーと過ごすことは出来るのだろうか?
夢だけは見続けていたいと思う。

お互いに愛し愛されたと思える誰かと、短い時間でも過ごして、感謝と幸せな気持ちを胸に人生を終われたら。
そんなことを考えつつ、夫との関係を終わらせる日が来ることを願っている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?