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凄まじい朝焼け

僕はなんの縁があったのかわからないが二十代の後半をスタジオマン、カメラマンのアシスタントして過ごした。
写真を撮るのは好きだったがカメラマンになろうなんて思ってもいなかった。
だから、当時は アラーキーも伊島薫も、渡辺達夫も知らなかった。
上京して面白くない仕事をしていた。
何気なくバイト雑誌を見ていたら「スタジオアシスタント募集」の文字が目に入った。
せっかく東京にいるのだし、ここでしか、若い時にしかできない仕事をしようと思い、何かの記念にと初めての東横線にのり中目黒で降りて面接を受けた。

面接をしたのは当時よくいた黒ずくめの空間プロデューサーみたいな格好をした若いチャラい男だった。
まあ、誰でもよかったのだろう。あっさり採用になった。
でも、その時は何も知らなかった。とんでもない徒弟制度が残っているなんて。

まあ、それでも7年もやれたのは何か性に合っていたいたのだろう。
でも、写真が好きになったのはその時からだ。
だから、今でも写真は撮る。
もっぱらスマホだけどね。
#写真が好き

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