母娘問題と向き合う。
最近「毒親」なんて言葉をよく聞きますが、私はあまり好きじゃありません。
親だってひとりの人間であり、完璧ではないんだから。
ただ、こう思えるようになるまで結構恨んでたし、いなくなれば楽になるのに.......とまで思ってた時もありました。
気付いたきっかけ
ずっと母とは仲良しで、気を遣うことなくなんでも言い合ってる仲だと思ってました。
何か困ったことがあれば相談してアドバイスをもらったり、一緒に歩んできたと思ってました。
ある時私が愛用してるエッセンシャルオイルのセミナーでオイルは感情にも働きかけるよってゆう内容のものがあったんですね。
そこで、ワークをやったんです。
隣の人とペアになって20cmくらいある赤い紐の端と端をお互い持って相手に「ねぇねぇ、お母さん!」って1分間言い続ける。これだけ。
講師の方が「これ、泣く人多いのよ〜」って言ってて、すぐさま〝泣く=親子間に何らかの問題あり〟なんだなって思った私はペアになった人(仲良しのお友達)に「私絶対泣かない(笑)」って宣言したんですよ。
そしたら.......
「ねぇねぇ、お母さん(´・-・。)」
「ねぇねぇ、お母さん.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.」
1分どころかたった2回で大号泣!!それ以上言えなくなり、そんな自分にビックリして頭が追いつかず、ただただその場で泣き崩れました。
次は交代して相手が私に言う番。
ペアになって人も少しうるうる。涙は流れますが〝号泣〟って感じじゃないんですね。
「えっ!!なんでなんで?!なんで泣かないで居られるんですか?!o(ŎㅿŎ o≡o ŎㅿŎ)o」
完全にパニックでした(笑)
(赤い紐は要は〝へその緒〟に見立ててるらしいです。)
気遣い
それから暫くはその出来事をあまり重要視してませんでした。
あれはなんだったんだろう(´-`).。oO
だけども色んな本やブログを読んだり、色んな人の話を聞いてる内に気を遣うことのない仲だと思って微塵も疑いもしなかった母との仲。実はものすごーく気を遣ってきてたってことに気付きました。
母は洋裁を仕事にしていて、小さい頃からズボンやスカート、コートなんかは殆ど買ったことがありません。
で、例えば雑誌で見た服を切り抜いて「これ作って!!」って自分で選んだ生地と一緒に送れば作ってくれるんだけどたまに理想とちょっと違うことがあるんです。
でも〝せっかく作ってくれたんだし.......〟
と思って「服良かったよー!!」って言ってたんです。でも、実際は理想通りじゃないから着なかったりして。
だけどね、従妹が。要は私から見れば叔母になりますが叔母は編み物が得意で娘に帽子を編んだりするそうなんです。だけど従妹は「は?要らない」とか言うって聞いてもうビックリ!!
「えっΣ(๑º ロ º๑)そんなこと言えちゃうの?!
そんなきっかけから、自分と母との関係を考えるようになりました。
よく考えたら他の家族がどんな会話してるかとか、どんな風に過ごしてるかとか見る機会ってないから自分達の〝普通〟が他の家族から見ても〝普通〟とは限らない。
そんな当たり前のことにここでようやく気付きました。
このお話は長くなるので、今日はここまで。
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