レッスン「The Theory」はじまりました
鎌倉へ引っ越しをしてから
ゆっくりといろいろなことを考える時間ができて
仕事の体制も向き合い方もかなり変わりました。
ひとつひとつじっくりと取り組むことができているなと
感じることができて
わたしとしてはとても充実した日々を過ごせていると思っています。
そんな中、そろそろフラワーレッスンの再開を考えていたのですが、
内容についてじっくりと考えていると、今までとは全く違う形で
やってみたいことが見つかったんです。
今まで行っていたわたしのレッスンの中で大切にしていことは「センス」
とにかく”センスを磨く”
そうすることで自然と技術が身についていく、という内容のカリキュラムで行っていました。
いくら技術だけを習得してもセンスが伴っていなければ自分も周りの人も
喜ばすことができないと思っているので、わたしのレッスンは
どのカテゴリーにおいてもセンスアップのレッスンが中心でした。
でも、結局そこにはいつもわたし独自の組み立て方があって花のセレクトがあって表現方法があるのですよね、当然だけど。
当たり前だけど自分だけのルールみたいなものが自然に出来上がっているのです。
そこって誰にも真似できない事わたしにしかできない事。です。
きれいな花をセンスよくまとめる
ただ素敵な花ばかりを用意しておしゃれないけ方をするばかりではなくて
大切なのは技術よりもセンスよりも花の捉え方、合わせ方、生かし方を
まず伝えること。
今まで、レッスンしてきた中で生徒によく言われることに「目から鱗です」の言葉があります
よく言われることなので気にもとめなかったし、言われた本人としてはあまりピンと来ていなかったのですが、
それこそがわたし独自のフラワーアレンジのメソッドということなのです
それをレッスンで伝えていけたら、わたしの頭の中にあること全てを伝えていくことができたら、それを生徒さんが習得してわたしと同じようにアレンジすることができたら!
そんなレッスンってわたしにとっては最高のこと。
そうなれば、普段の生活の中でふとお花を飾りたい時、お花屋さんで何を買ったら良いか迷ったりせず、ぱっとひらめいてぱっと飾れる人が増えますよね
そんなことを思い描いていると楽しくなってきて
「このレッスンを開催したい!」と強く思ったのです。
ただのメゾットだけではなくてわたしが頭の中で繰り広げている感覚や
今まで30年近くお花の仕事をしてきた中で生まれたセオリーを
形にしてみようと思ったのです。
それを伝えていきたいと強く思いました。
タイトルはそのままですが新しいレッスン「The Theory」が始まりました。
第1回目はマンツーマンで行いましたが
今は、わたしのまわりの方々、元々の生徒さんたちにまずお声がけして
少しずつはじめています。
「やりたい!」と言ってくれる方がひとりでもいたらそれはわたしにとっては本当に幸せな事ですね。
もっと内容を掘り下げてより良いレッスンができるように日々頑張っていこうと思います。