障がいでお金を稼ぎましょう。
こんにちは、まみです。今回は炎上しそうなタイトルにしてみました。今日はちょっと発達障害だけではなく、障がいというものを題材にちょこっと私の持論をば。
皆さんはソフィア・ジラウさんをご存じでしょうか?彼女はプエルトリコ出身のダウン症モデルです。彼女の雰囲気とその時の笑顔の写真が強く印象に残っているので彼女の名前を出しましたが、他にもダウン症モデルが大舞台でランウェイを歩いたニュースは世間をにぎわせたかと思います。ダウン症モデルは他にもいっぱいいて、Gucciのモデルに起用されたり、スキンケアのモデルになった方もいらっしゃいます。このことについてどのように感じますか?
「障がい者枠で採用された」
このような意識はありませんか?どこかの匿名のコメントで(匿名の掲示板のコメントに大して価値はなかったりするのですが)「健常者が同じ体形で起用されたか。」と疑問を投げかけている方をみかけました。答えは「ノー」でしょうね。私は彼女達障がい者モデルと言われる人たちはあくまで「障がい者枠」で採用されたと思っています。ただし!そこには価値があるから採用されるんです。「めっちゃ美人でめっちゃスタイルいいモデル」なんて世界中探せば吐いて捨てるほどいるんじゃないですかね。実際歩き回ったことないから吐いて捨てるほどかはわからないですが…それでいて、ランウェイ歩いて、彼女達の着ている服が超絶印象に残るかって言うとよほど服が良くない限りないですね。逆に言うと誰が着ても一緒。確かにモデルは服を引き立てる役なのですが、やはりジジハディットやらトップモデルが存在して、というのはモデルそのものの価値というのも重要な要素だったりするわけですよね。そこに市場価値がある。モデルの重要な要素が「スタイル抜群」であるならば、それが「障がい」に置きかわっただけなんですよ。つまり、「スタイル抜群枠」から「障がい者枠」による起用に変化しただけ。同じレベル感であることをご理解いただけますでしょうか。トップブランドは営利団体です。自社の服やバッグを身に着けてキラキラ輝いてくれ、メディアから注目される人を「対価」を払って起用するんですよ。もしかしたら、購買のターゲット層にダウン症者をセットしている可能性だってあるわけで。必ずしも「啓蒙活動」とは限らないわけなんですよね。そう考えるとBenefitしかないと思いませんか?しかもこの障がいは、健常者がなろうと思ってなれるものではないという視点で考えれば、ライバルが少ない!そこで異彩を放つかどうかはNext Stepなので、スタイル抜群枠でのトップがジジハディットさんなら、ダウン症モデルのトップがソフィアさん、えっと、この人選は私の好みですが。そこからトップになるには、それぞれのフィールドでの+αの努力が必要なのは当たり前。これも同じレベルですね。もちろん、そんなきれい事で片付かないことが障がいにあるのは100も承知です。だからこそ、自分の境遇を強みに変えて、そこを武器にお金を稼ぐやり方は本当に賢いし、正しいと思っています。何度かお伝えしておりますが、「できないことはやらなくていい」んです。だから、モデルがスタイル抜群枠の集団だったからといって、そこに迎合するのはやっぱり違う。彼女達の武器は、ダウン症であること、そこに包含される魅力的な笑顔、だと思います。(業界の方、要素が違っていたら教えてください。)だから健常者がまた、そこに参入すること(できないけど)はこれまた無理難題。やめましょう。あなたたちの強みはそこじゃない。
障がいを使って他の人にはできない何かで稼ぐべし!
ダウン症のモデルの方は私がファッションが好きで結構印象に残った記事だったので、題材にしましたが、発達障害も同じなんだろうなと思っています。発達障害ゆえにできないことはあります!これ、あきらめましょう。他の大半の人ができて、自分にできないことなのだとしたら、そこに参入するなんて意味ないです。よしんばそこでお金を稼いでいる人がいたとしても、そんなレッドオーシャンに入っていくなんて大変すぎますし、無駄に自尊心を削ってしまいます。逆に発達障害ゆえにできること、超絶緻密な作業ですか?限界突破するだけの過集中ですか?他の人にはない視点ですか?はたまた好奇心旺盛でいろんなものに手を付けてしまいますか?それって定型発達の人でどれぐらいの人ができるのでしょうね。そんなおいしい特徴を放っておくなんてもったいないです。はい。直接的ではなくても良いですが、障がい特性を活かした何かを武器に是非お金を稼いでください。マネタイズが苦手なら、そういうブレーンを味方に付けてしまえばよいんです。全部を自分でやる必要はないのだから。発達障害に限らずですが、ちょっと扱いづらい子を育てている親御さん、教育関係者の方、社会は変容しています。今時点でもできないことはやらずに、お金を稼ぐ方法はいくらだってあります。多数に迎合するやり方、考え方が残っていないか今一度思いを巡らせてみてください。そこは最低限で、能力開発に注力するよう再構築してみてはいかがでしょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?