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1日ひとつ、イイコト探し☆ #30

【忙しくても、心を亡くさず】

2022年も残すところ、あと1日と数時間。

年内にアレもコレもしておかねば!とか、あまり思わない方です。
できるときに、できることをすればいい。

年賀状も出さなくなりました。
次女が高校3年間は毎年12月30日まで演奏本番があって忙しなかったこと、喪中が2〜3年続いたこと……
が、出さなくなったキッカケ。
「今年で賀状はお仕舞いにします」とご挨拶状を出したわけではないのですが、自然とフェードアウトした感じです。

しんどいことは、無理してまでしなくていい。
というのが、ここ数年の間に学び得たこと。

それでも。
普段、お勤めをしていると、休暇に入った途端に我が家のことが気になり始めます。
休暇に入った1日目はのんびり過ごしますが、2日目になると、早くも「あと数日しかお休みがない!」と焦りが出て、いきなりヤル気スイッチが入るのです。

今日は休暇2日目。
こたつ布団やカーペットを干して、ひとをダメにするクッションカバーたちを洗って……と、ここまでやったところで横槍が入りましたー(笑)
いつもの、実家からのアシ依頼です。

正直、迷いました。
わたしにも、わたしの生活がある。
自分のやりたいことだってある。
この間から「自分の人生を生きて」って、ことあるごとにメッセージを受け取っている。

でもなぁ、母には恩があるし。
親孝行って、できるときにしておかないと後悔しそうだし。
なにより、今夜実家でごはんをご馳走になるし。←ここが1番影響している(笑)

考えに考えた挙句、アシになることにしました。
母の友人が、市内某所でイベントをされていて、そこへ差し入れを持って行きたいと母が言うのです。
その方、Tさんはわたしもよく存じ上げているお方、羽子板作家をされているパワフルなおばさま☆

お久しぶりでーす!とご挨拶して、テーブルにつき。
ひとしきり、Tさんと母、わたしの3人でおしゃべり♩
Tさん、この年末年始にお正月返上でひとりでイベントをされています。
我が街に所縁のある偉人のにがお絵展です。
相変わらず、行動力がハンパない。

古き良き洋館でのイベントです。
お正月感を演出。
うさぎのお人形、テーブルセンターは、古布藍染パッチワーク作家である母の作品。

Tさん、しきりとわたしを褒めてくださって、恐縮しきり。
「わたし、あなたのこと、好きなんよ!」
「声が良い。商売もできる!」
「文章をもっとお書き」
……ちょっと気恥ずかしいぐらい褒めちぎるTさん。
手相占いを勉強しようとしている話をすると、さらに食いついてこられ。
「できる! あなた、占いできる!
 勘が鋭いし、言葉の仕事しているし、ひと当たりも良い。
 人脈なら繋いであげるから、おやり!
 場所はどこでする?」
え、え、え……まだ場所までいきませんって!
まずは勉強、経験を積まねば。
「そう?
 まぁ、年明けにでも、ちょっとひとを紹介するから」
ですって。

ビックリ。
でも、ありがたい☆

年の瀬で気忙しいからと、母のアシになることをお断りしていたら、Tさんとのこの会話はなかったでしょう。
行って、お会いして、お話ししてみてヨカッタ◎

心を尽くせば、人生は動き始める。
今日もしみじみと思ったのでした☺︎

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