10歳娘、初めてのアメリカ・サマースクール体験談🇺🇸
スイスのボーディングスクールに通っていた娘の夏休みは、6月中旬から始まります。そして、これがなんと長い長い…。
9月の新学期まで約2か月半もあるので、日本でずっとのんびり過ごすのもどうかな?と思い、せっかくの機会だから海外のサマースクールに挑戦してもらうことにしました。
親の本音もちょっと…
正直なところ、私自身も忙しい日々が続いていたので、「海外のサマースクールに一人で参加してくれたら、ちょっと助かるかも…」なんて考えていたのも事実です(笑)。
しかし、普段は海外のボーディングスクールで寮生活を送っているとはいえ、いきなり行ったことのない場所で一人で参加してきてね、は流石にハードルが高過ぎるかな、と感じていました。
きっかけは海外に住む幼馴染
そんな時に思いついたのが、アメリカに住む幼馴染の親子に会いに行くこと!友達に会いに行くという大義名分を作り、「ついでに〇〇ちゃんと一緒にサマースクールもどう?」と提案したところ、娘は「〇〇ちゃんと一緒なら行きたい!」と乗り気に。
一人で飛行機に乗ることには慣れていたので、一人で行くのは問題ない、とのこと。すぐにそのママにコンタクトを取り、どんなプログラムがいいかをリサーチすることに。
運動系、勉強系、キャンプ系とさまざまな選択肢があり、迷いに迷った末、子供たちが大好きな「YouTube動画編集プログラム」に決定しました!
iD Techのプログラムに参加
今回お世話になったのは、アメリカの「iD Tech」が主催するサマープログラム。デジタル系のスキルを大学キャンパスを使って学べるというもので、娘はスタンフォード大学のキャンパスでYouTube用動画制作のプログラムに参加しました。
ちなみに、スタンフォード大学とは直接関係がないプログラムなので、大学の一部を借りて開催されているだけという点はご注意ください。
プログラム内容と選んだ理由
このID Techが提供するプログラムでは、プログラミングやロボティクス、ビデオ編集など、未来に役立つテクノロジーのスキルを楽しみながら学べます。初心者でも参加できる内容が多く、子どもたちはさまざまなテーマで創造力を発揮できます。
しかし、私がこのプログラムを選んだ理由の一つは、本当にYouTube編集出来るようになって欲しかった訳ではなく、YouTubeなら馴染みもあるので楽しめるかな、と思ったから。
また、もう一つの理由としては、このプログラムがスタンフォード大学のキャンパスで行われるから。娘には実際の大学キャンパスで、たとえ数日であったとしてもアメリカの雰囲気を感じてもらいたかったのです。
「もしかすると将来、アメリカの大学に憧れを持ってくれるかも…」なんて密かに期待していましたが、その結果は後ほどお伝えします(笑)。
滞在スタイルはデイプログラム
サマースクールの参加スタイルには、
①キャンパス滞在型(学校の寮に寝泊まりするスタイル)
②デイプログラム(家から通うスタイル)
の2種類がありましたが、今回は友達の家に滞在しながら通う②のデイプログラムを選びました。
これなら娘もお友達と沢山遊べるし、私としても信頼出来るママ友の元で安心できたので、正解だったと思います。
いざ、サマースクールへ!
娘は5日間のプログラムに参加し、最終日には自分で作成したYouTube動画を来てくれた親の前で発表する、という物でした。
(残念ながら私は現地に行けなかったのですが、友達のママが代理で参加してくれました)
5日間取り組んで、完成した動画をUSBに入れて家に持ち帰ってくれたのですが、それらしく出来上がっていて驚きました。
娘曰く、空き時間はゲームをしたりYouTubeを観たりしていたそうですが結構その時間が長かったそうです。
娘の感想。そして意外な結果に…
娘にとっては大きな挑戦だったアメリカでのサマースクール。
しかし、5日間の経験を通して、娘は「アメリカよりヨーロッパの雰囲気の方が好きかも」と感じたようです。
予想外の結果でしたが、実際に行ってみないと分からなかった事ですし、将来どこの国の大学に行くかの選択をする際にも役立つ貴重な体験でした。
比較対象があるって、本当に大切ですね。
そして友達の家は楽しかったけど、YouTube編集はつまらなかった、とも。
もし来年も同じ様な講座に参加するならRobloxかMinecraftの講座がいいなーと話していました。もう自分で選びたい年頃だし、自分で選んだものの方が楽しめるのだろう、とこちらも親子共々勉強になりました。
娘に大して相談せぬままプログラムを決めてしまった事が原因だと反省。
費用について
サマースクールの費用、5日間で$1600(昼食込み)
往復の航空券代が約$1750
滞在費と雑費が約$250
でした。
滞在費はお友達ママの計らいもあり、かなり抑えられましたが、プログラム自体の参加費は相場より高めでした。
ただ、来年のサマースクールの話を持ち出しても、参加することには抵抗を示していないので、それだけでも次に繋がる大きな一歩だったのではないかと思います。
そう思うと若干相場よりも高い受講料でしたが、価値があったのではないかと思います。
次はどこに挑戦する?
最近になって来年のサマースクールの話を始めたのですが、娘は次も友達と一緒に参加したい、と話しています。
いずれは一人で自分の目的に合ったプログラムを選択していかなければならない時が来ると思いますが、今はまだ、お友達と楽しみながら経験を積んできてくれるだけで十分だと思っています。
来年のサマースクールでは、今年の反省を踏まえて、私は選択肢を提示しつつも、最終的にどこに行くのかは娘自身に決めてもらおうと思っています。
どの国で、どんなプログラムを選ぶのか、今から楽しみです。
彼女が自分で選んだプログラムなら、もっと楽しんで取り組めるはずですし、それが成長にもつながるのではないかと期待しています。
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