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留学って家族全員の同意は必要なの?

ね。どうなのでしょう・・・。勿論、あるに越した事は無いですが、そもそも家族全員の同意って必要なのか。

我が家の長女は小学4年生の時に単身留学したいと言い出し、言い出してから4ヶ月程で急ピッチで準備を進め、あれよあれよと言う間にスイスのボーディングスクールへ単身留学していまいました。



我が家の留学への考え方

我が家の場合、【留学】に関して言えば、主人も元々大賛成でした。子どもが小さい内から「いつか留学を経験させてあげられると良いよねー」なんて夫婦で話していたくらいでしたから。しかし、その「いつか」は小学生の内に起こる話だとは夫婦共々、想像もしていませんでした。

我が家では、家庭に関する様々な事柄の最終的な決定権は主人が持ちつつも、教育・学校関係は私に一任させていましたので、普段から娘と進路について対話する機会を持っていた私は長女が留学したいと言い出した時、想像以上に早かったので驚きつつも、喜びました。一方、主人は最初、娘はどこまで本気なんだろう?気まぐれではないのか?と我が子の主張を少し懐疑的な感じで聞いていた様な記憶があります。

とは言え、冒頭でお伝えした通り、我が家では夫婦共々、留学には賛成派でしたので、"留学に関して"は主人からもすぐにGoサインが出ました。


金銭的な壁との向き合い方

しかし問題はその先。金銭面でした。日本の私立小学校も決して安くはなかったと思うのですが、留学となると桁違いの金額が掛かってきます。そうなるとそれまで私に一任されていた教育関連事項とは言え、主人の同意なしには話が進められなかったのも事実です。


主人の説得

では具体的にどうやって主人を説得したのか。まずはストレートに「〇〇(娘)が留学したいって言ってるけど・・・どう?」と。この「どう?」の意味とは【金銭的にどう?】の意味でしたが。笑。

「もちろん良いけど、幾ら掛かるの?」と、留学に対しての知識が浅い主人は見当もつかなかった様です。お金の話を子どもの前でするのも気が引けたので、夫婦二人きりの時に話しました。もちろん返事は「高っっっ!!!」です。ごもっとも。

留学には賛成だった主人もスイスのボーディングスクールの金額は想像を超えるものだったと思います。


母子作戦会議

その次に、今度は娘と私で作戦会議。
議題【どうやってお父さんを説得するか】笑

〇〇(娘)がどうして留学したいのか、どうしてこの学校が良いのか、留学して何がしたいのか、をきちんとお父さんに説明して、説得してもらわないとお父さんは行かせてくれないと思うよ、と伝えました。この作戦会議も当初は主人を説得させる為の手段でしたが、結果として、子どもなりに留学の意味を考える良い機会になったと思います。私も娘の気持ち、やる気を改めて聞けて安心したのを覚えています。


主人へのプレゼン:娘の熱意と費用計算

さて、主人に娘の留学に対する熱い想いを聞いてもらうと同時に私にも一大任務が残っていました。それは、今後掛かってくるであろう学費、その費用の算出です。それを主人に説明する事で主人もビジョンが見えてくるはずなので、ここは既にスイスのボーディングスクールに留学に行かせている親御さん達からの情報や、エージェントさんからの情報収集をしっかりとし、主人にも共有しました。


最も大切なのは本人の意志

そうやって、我が家では家族一丸となってスタートさせた留学ですが、家族の同意が無くとも、正直、本人のやる気と金銭的な問題がクリア出来ればスタートが出来るのも事実です。もっとも大切なのは本人の意志であり、本人のやる気だけは、幾らお金があっても買えないものですから。親が子どもを留学させたいけど、本人が行きたがらないという例はよく聞くところだと思います。


目的意識を持つこと

そして最初のトピックに戻りますが、留学は家族の協力が不可欠でありながらも、家族全員が同じ方向を向いている必要はないとも思います。家族ではありますが、別の人間ですので様々な考え方があっても良いと思います。我が家の場合、父(娘にとっては祖父)が留学に対して大反対でしたが、留学は父の為でもなく、あくまでも本人の為。留学に関して考えると様々な壁にぶつかる事もあるかと思いますが、そんな時は今一度、留学の目的を思い出す事も準備を進めていく上で大切だと思っています。そうする事で解決への糸口が見つかる事も大いにあると思います。




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