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【留学は最高の経験】経験は奪われない財産
初めて私のnoteを読む方へ、自己紹介を兼ねて、私や子どもたちについて少しお話しします。
我が家には3人の子どもがいます。一番年上の長女は9歳で自らの意思でスイスのボーディングスクールで単身留学をスタートさせ、その後イギリスの学校に転校しました。現在もイギリスで寮生活を送りながら、日々楽しんでいる様です。下の2人の子どもたちは日本で暮らしています。
留学は財産になる?
タイトル通りですが、私は「留学は人生の財産」になり得ると強く思っています。単なる経験ではありません。もちろん日本で暮らしていても色々と経験はする訳ですが、「留学」というスパイスを加えることで、より深く、価値ある経験が得られるのです。それだけでなく、喜びや達成感といった人生の彩りまで添えてくれると感じています。
私自身の留学体験
私自身も小学生の頃から日本と海外を行ったり来たりして暮らしました。シンガポール、香港、ハワイと移り住み、大半は現地の日本人学校でしたが、インターナショナルスクールにも通いました。
今でも鮮明に覚えているのは香港時代。初めてインターナショナルスクールに転校した初日のことです。まず、英語が話せないだけでもドキドキしていたのに、転校初日が遠足日でした。英語で自己紹介の練習をして登校しましたが、案の定、遠足なので一切披露する時間もなく、いきなり知らない子達と一緒に山登り。遠足日に転校生を受け入れるところがもう海外だなーって、今なら冷静にそう思えます。それ以降も2回転校の機会がありましたが、この日のインパクトに勝る程の転校初日はないと思えたので、やはり私の経験値が上がったのでしょう。
同じく覚えているのは当時のmathの宿題です。どう見ても簡単な内容なのに文章題が読解できない悔しさ!家族が寝静まった後も毎晩深夜2時頃まで泣きながら取り組んでいました。それに加え英語の追加レッスン。母親が探してきた家庭教師の先生(今思えば同じマンションに住む普通の近所のおばさん。笑)のご自宅に放課後通い、英語レッスンを受けた日々も思い出します。その時覚えた英単語を今でも鮮明に覚えている程です。いやーーーあの時は辛かった。
その後も大学生、社会人として働いていた時には正直英語を使う機会はほとんどありませんでした。しかし結果として、子育てをする段階になった今、子どもが偶然にもインターに通ったり、留学したりした事で再び役立っています。いつ活きてくるか分からないものですね。
何が言いたいかというと、経験は自分を強くし、自分の中に蓄積されているんだな、と。留学する子どもの気持ちを理解してあげられる事にも一役買ってくれています。
留学がもたらすもの
現在は母親として3人の子どもを育てていますが、この歳になっても過去に留学した事実が私の生活に彩りを添えてくれていると言っても過言ではないと思っています。
帰国し、英語を使う機会が減り、残念ながら以前の様には英語を使うことは出来ませんが、それでも、子どもが通う事となったスクールの先生と積極的に話す事で子どもに関して多くの情報をもらえますし、話題にも事欠きません。子どものスクールの先生と私の間に海外に住む共通の友達がいる事があったり、時期は違えど、同じインターに通っていたよ!というママ友に出会うなんて事もあります。
今の時代、海外での生活経験がある方も多く、その多くの方と現地あるあるで盛り上がったり。世間って、世界って本当に狭い。そしてそれだけで世界は広がり、話題も広がり、やっぱり大変だったけど、こうやって子どもが生まれた今になってもこの話題があるだけで会話のキッカケになったり。人と繋がれるって楽しいな、って純粋に思えるのです。
私が海外に住んでいた時は母親と住んでいましたが、娘は私と違い、寮生活を選択しています。ここでも私は娘を通して新しい世界を見せてもらいつつ、母親という立場で新たな経験という名の財産を積み上げている気がしてなりません。それだけではなく、娘が繋いでくれたご縁で多くの方と知り合う事が出来ています。これまでの人生で、今程のハイペースで多くの方々と知り合い、繋がりが持てたことはありませんでした。人見知りだと思っていた私ですが、それも最近では少し積極的に人と会う様になり、変わってきた様に思います。
この様に留学した娘のみならず、私も良い影響を受けていますし、下の子達もお姉ちゃんから新たな世界を学んでいる様です。3歳年下の長男は要領よく何事も卒なくこなすタイプなので、時にお姉ちゃんより自分の方が褒められる!とある意味調子に乗っていた時もありましたが、お姉ちゃんが小学4年生で海外に出て暮らしている事実はいつしか弟にとっても誇らしく写り、尊敬を示す様にもなりました。そしていつか自分もチャレンジしてみたい、と。当然長女は長女で自己肯定感を高め、主体的に行動する事で大きく成長しました。
留学が広げる未来
留学は長い人生の内の経験の一つに過ぎませんが、それでも、いつか娘が大きくなって私と同じ様に、どこかで留学を経験した方と出会って会話のキッカケになったり、世界のどこかで友人と再会したり、そうやって人との繋がりを大切に、またこの先起こるであろう偶然を楽しんだりしてもらいたいと願わずにはいられません。
いくら人付き合いが苦手と言っても、人間は一人では生きていけません。他者との関わりがあるからこそ、人生楽しいのだと思います。そういう意味では留学という経験は世界規模で人との関わりを構築出来るので、やはり最高の財産だと言えるのではないでしょうか。
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