シングルで里親になる(人間の)⑳ 里親申請はカウンセリング?
40代未婚、バツ無し、子どもなし、のシングル女性が人の里親になる奮闘記
里親申請はカウンセリング?
諸々の書類を揃えて3回目の児童相談所。
前回書いた通り書類は戸籍や収入明細や色々用意しなければでした。
そして、このあともずっとついて回る面倒なのが”手書き”書類
児童相談所は市区町村が運営しているのでお役所なんです。
横浜市でもやっと電子申請が導入され始めましたが
かなりの資料が手書きでの提出を求められます。
履歴書や経歴書はPCで作ったのを出しましたが
フォーマットが決まっているものは手書き。
里親になってからの提出のものは
「同じような感じで作ってもらったらそこに記入してもいいですよ」
と言われたものもあるけど、フォーマットがダウンロードできる訳でもなく
結局作るのが面倒で手書きしました。
最初の保育園に勤務した時にあまりのアナログに驚いたけど(4年前の話)
その時に勤務していた保育園の連絡帳もアプリでスマホやPC入力なので
手書きってホントしないんですよね。本当に文字の下手さに拍車が、、、
改めて自分の字の汚さに辟易しながら(笑)
申請書類をコツコツ記入。
それらを持って今回も前回の担当者とたぶんもう一人女性がいたような、、、
今回が『児童相談所による調査』(面接)も兼ねてだったので、
長い時間の面接でした。
面接内容は、生まれた頃から幼少期、小中高、大学と学生時代の話、
社会人になってからの経歴
家族、特に母親、父親との関係、友人との関係、自分の長所や短所
里親になりたいと思ったきっかけや理由、現在の状況などなど
私は一人だったからかもですが(大体ご夫婦なので同じ時間で二人分聞くとなると短いのかな?)かなーり長い時間、自分のことを喋りました。
そもそもノホホンとあまり悩みなく生きてきたので(爆)
心療内科やカウンセリングなど受けたことないんですが
自分の生い立ちや過去を話すのってカウンセリングみたいですよね。
改めて自分で話して、あーそうだったのか、とか、
母親や父親はこんなこと思ってたのかなぁとか、
色々考えさせられました。
もちろん児童相談所の方が人となりを見ているんだと思いますが
やはり今の自分を作っているのは、周りの環境(関わった人や出来事)であり、それを教えられたような面接でした。
面接と言っても、就職面接のような試験的な感じではなく
ざっくばらん(勝手に自分でそうしてたのかもですが)な雑談のように
喋った感じです。
次回にでも改めての自己紹介をしようかと思いますが
もともと喋る仕事をしていたので、
おそらくペラペラ喋っていたとは思いますが
終わった後は 仕事以上に かなり喋り疲れました(笑)
最後に聞かれたのは
「みなさんに聞いていることですので」と前置きをされ
「虐待を受けたことはありますか?」との質問もありました。
私は虐待とは無縁な子ども時代を過ごしましたが
もちろん受けたことがあったとしても里親になれないということはありません、とのお話を念を押すようにしてくれました。
1時間ぐらいと言われていたのが2時間近くの面接だったような記憶です。
そして、面接終了後、衝撃的なことが!
担当の方から
「私の担当はここまでで、伺った内容はこの後 里親担当に引き継ぎます」
と言われました。
えーーー!そうなんですか?
友達にも話したことないような話までしたのに、お別れですか?!
↑ 実際には言ってないです 心の声
「児童相談所にはいるので、お会いすることはあるかと
ただ、市役所職員なので異動などはあるので、、、」
と。
しかし、この後一度もこの方とお会いしませんでした、、、
すぐ異動になってしまったのかなぁ・・・
とにかく沢山喋った里親申請、面接でした。
つづく