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わたし、木星のスピードで生きてる、ジェット気流起こしてる

本日のnoteはマジの雑談なので、読んだら時間の無駄になっちゃうかもしれません。

分刻みのスケジュールで生きている。それなのに、さらに無駄な時間を排除しようと、1日の時間の使い方について、記録までし始めた。

勉強する、noteを書く、キャリコンの企画を考える、本業の勉強のリサーチをする。
タイにいる間にやりたいこと、行きたいところをリストアップ。子どもたちの勉強や習い事の練習も事欠かない。ギッチギチに詰め込まれた毎日。




わたしは、夕飯作りの間はYouTubeを見ることにしている。

夕方になると疲れるからか、Audibleで本が聞けなくなってしまった。興味のありそうな番組がレコメンドされる。この日はなぜだか、偶然にも、木星について説明しているチャンネルがあがってきた。

わたしは天体が好きなので、ある程度の知識はあった。
木星のほとんどはガスでできている。分厚い雲に覆われており、核となる部分はとても小さい。

そして、約10時間で一回転する。地球の2倍以上の、猛スピードとも言える速さで自転している。そのため、風が東西方向に吹き荒れ、ものすごい嵐が吹き荒れているという(それが木星の縞模様を形成している)。



あ、わたし木星みたいな生き方してるわ、と思った。



AIで描いた木星。AIイラストっておもしろいですね。


世の中「早い」「効率的」「質・量ともに」が良しとされている。
だからわたしも、ギッチギチに予定を詰めて、できる限りのことをして、無駄な時間はすべて自己研鑽に使うよう意識してきた。

なぜかというと、しあわせのためだ。それがわたしの未来のしあわせに繋がると信じているからだ。


では、いまのわたしの心はどうなっているかというと、いつも気がせって、子どもの遊びに付き合っていると「早く終わらせたいな」としか考えなくて、家の中も、とにかく生活できればいいというおざなりな空間になっている。

そう、嵐が吹きすさんでいるのだ。


生き急いでいる。しあわせのためにがんばっているのに、結果、嵐が吹いている。


木星は「ウッシ、今日も自転の最短記録に挑戦すっぞ」なんて思って10時間で1回転している訳ではないのだろうけど、急回転なばかりに、いつも猛烈な風が吹いているなんて、わたしにはなんだか滑稽に見えた。

ひるがえって、わたしたちの住む地球では、木星の2倍以上をかけて1回転する。

おかげでわたしは暖かな(タイは今日も30度超えである)日差しを浴びて、風がやわらかく凪いでいて、鳥たちのクワーォ!クワーォ!!!というさえずりを聞くことができる。


余談だが、タイに引っ越してきた翌日はこの「クワーォ!!!」という今まで聞いたことのない鳥の鳴き声で目覚めた。声の主は「ノック ガーワオ」と言うらしい。カッコウの一種だそうだ。


閑話休題。


今日、ひさびさに、息子がお昼寝の時間に好きなことをしている。

本当に好きなこと、コーヒーを飲むこと、noteを書くこと。そしていまから、ちょっとだけ勉強をする。

息子が時たま寝返りをし、ぷっくぷくでやわらかな四肢を投げうっている。クーラーにそよそよと揺れるレースカーテンのひだ。今朝つくっておいた、水出しアイスコーヒーはまだたんまりと残っている。

誰の役に立つでもない時間。未来のわたしの役にさえ立たないかもしれない。だけどわたしは、木星じゃないんだから。美しい海がきらめく地球でありたい。




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まみ┆元管理職、キャリアブレイク中
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