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今日から私のモットーは「恥かいてなんぼ」にする

みなさんはご自分のモットーがおありでしょうか。

わたしには、あります。今までは「思い立ったが吉日」でした。
しかし、今日、「恥かいてなんぼ」という言葉に出会って、衝撃を受けたので、今日からこれをわたしのモットーにすることに決めました。

「思い立ったが吉日」「恥かいてなんぼ」という表現を見ると、わたしのことを、ガッツのある、活動的な人物と思っていただけるかもしれません。

実際はまったくの間反対で、わたしは腰が重いのです。
なにかを着手する前はかならず計画を立てる。ゴールに向かって、いくつもの道筋を考えて、リスクとハードルの高さを鑑みて、一番楽に達成できそうな手段を選ぶ。その道筋が見えなければ、一歩踏み出すのを躊躇するほどのめんどくさがりなのです。

だから、わたしは今まで、モットーを「思い立ったが吉日」にしてきました。理由は2つあります。

1つ目は、わたしがめんどくさがりだということ。
わたしが「面倒くさいなぁ」と思うことは、枕詞に「やらなきゃいけないのはわかってるけどさ」がつくものです。だから、それは回避しないでやってしまった方がいい、そして、面倒くさいものほど先に対応してしまった方が、わたしは気持ちが楽だと知っているので、後回しにしないためにも、このモットーを掲げています。

2つ目は、勇気が出るから。
前述の通り、わたしは計画が先にないと落ち着かない人間です。でも、物事は、特に仕事を進める上において、ゴールが明確であることは少ないものです。
そんな時に「不安だから」でしり込みしているようでは、困ります。だからわたしは、「思い立ったが吉日!」と自分に言い聞かせて、道筋が1つに定まってない状態であっても、いまわかっている道を歩もうと自分を鼓舞しているのです。

わたしにとってモットーは、「今の自分を表現する言葉」ではなく、「こうありたいと願う状態」のことを指しています。

ここまでお読みくださった方はもうおわかりかもしれませんが、わたしはおそらく、極端に失敗をこわがるタイプなのだと思います。
ストレングスファインダーでいう「戦略性」が奏功して、上記のような仕事ぶりであるわたしは、「効率的・仕事が早い」と評価されることが多いです。

長女であることも相まって、わたしは失敗するのが怖くなったのでした。元々、プライドの高い人間であることは自覚しています。だから、「失敗したら恥ずかしい」「憐れまれるなんて考えたくもない」という思考に陥りがちだったのです。

しかし、人生100年時代。常に新しい環境を受け入れなければ自分の思った通りの人生を歩むのが難しくなってきた時代に、「恥ずかしいから、今までのままで」は通用しなくなってきました。

今回、キャリアコンサルタント講習に踏み出せたのも、わたしとしてはとても大きな一歩です。
わたしはいま、圧倒的に知識不足でありながら、自分の意見を述べる機会を強制的に設けられています。もちろん、間違いもたくさんあるけれど、それ以上に、人と協議することはたくさんの発見がありました。

新しい環境に飛び込むのはこわい、でも、わたしは、新しい環境にもっと飛び込んでみたい。自分の殻を破ってみたい。そう考えていた矢先、出会った言葉が「恥かいてなんぼ」なのであります。

「恥かいてなんぼ」!!!!!! 朝6時、わたしはスマホの画面を見ながらドキドキしていました。なんて素晴らしく勇気の出る言葉でしょうか。

恥をかくということは、失敗するということで、それはすなわち、チャレンジしているということです。
「打席に立て」とはよく言われますが、まさに、打席に立たないとヒットもありません。

今のわたしにとっては、ヒットを打つことの方が、恥をかくより大事なのです、だって、これから、あと60年は生きるのだから。

なので、今日からわたしのモットーは「恥かいてなんぼ」にします。恥かいてなんぼ、なんでも飛び込んでみよう。わたしならやれる、そう信じて。

(この記事のアイキャッチは、いろりさんが作成したテンプレートを許可を得て使用しています)


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