子連れ国際会議出張(オーストリア編)①
今年の7月に、3歳の息子を連れて初めて海外出張した。久々の対面での国際会議開催で、ウィーンでの開催ということもあり、どうしても参加したかった。その際、初めてだったので「国際会議 子連れ」と検索して情報収集したが、なかなか見つからなかった。月齢にもよると思うが、子どもを連れて海外出張に行く際に少しでも誰かの役に立つかと思い、また、私の備忘録としても、ここに書き残そうと思う。
ウィーンに行くと決まり、宿を探した。国内出張時もそうだが、子どもが小さいうちはなるべく部屋が二つあるような、貸別荘のようなタイプの宿泊先だと、子が寝てからも仕事が出来てとても便利だ。そのため、そういうタイプを今回も探した。
恐るべしウィーン。宿泊費がべらぼうに高い。子を抱っこして歩きまわり、電車に乗ったりするのは中々しんどいため、悩みに悩んだが、学会の会場から徒歩圏内であることを最優先として、貸別荘タイプのホテルはあきらめた。
そこで、高額ではあるが良い部屋を見つけた。20㎡くらいで、キッチンと折り畳み式ベッドのあるリビング、バスタブのついた、アパートの一室。ベッドを折りたたんで壁に収納できるため、意外と広々と使える。全く期待はしていなかったのがこのベッドの寝心地が良く、旅の疲れ、良質な睡眠により国際会議の気疲れが吹き飛んだ。オーナーもとても親切で、ライン交換をして、レストランやスーパーの情報をたくさん送ってくれた。
ホテルが決まったら、航空券の予約。どの席を予約するかまた悩んだ。トイレの近くが良いとは聞くが、泣く子どもばかりでこちらが眠れなくなるような席も嫌だなあ、と悩んだ。結果、遠すぎず近すぎず、な席を選択。これが正解。
とても長いフライトだったが、ずっと座っていると退屈&身体に良くないので、息子と一緒にトイレまでの通路をたくさん歩いて運動した。息子は、面倒なので靴を脱いで靴下のまま通路を歩いた。結構楽しんでいたので、この座席を予約してよかったと思った。
宿泊費は、現地の物価を考慮して、研究費から支払われる。予算オーバーにはなるが、おおよそ払い戻されるので、子連れの時は妥協せず適切なホテルを選ぶのが重要である。しかし航空券は、息子の分は自腹となる。国内の新幹線は、自由席にして大人一人分の料金で乗り、息子も隣に座らせてしまっているが、航空券は、3歳にもなるとそうはいかない。
2歳のころは、国内便では膝の上に座らせて、大人一人の料金で乗っていた。しかし3歳になると、もう一人分の席を購入する必要が出てくる。国際便、なかなか高かった。。。年に二回の参加が限度かな。。そのためにお金をためなくてはと思った。
さて、第一回目はこの程度にして、続きはまた書こうと思います。