子どもがいなければ
現在、3歳の男の子を育てていますが、結婚して子供を産むという人生が当たり前(いや、本当に当たり前ではあるのですが)と漠然と思って生きてきたなあと、改めて実感しました。
もし、結婚せずに子も持たない人生だったなら。どんなに自分の好きなことが出来ただろう。あれにもこれにも挑戦して、全く違う未来が待っていただろう。
と考えてしまいました。
私は子供を「子供扱い」せずに、意思を持つ一人の人間として接することを育児の基本としてはいるのですが、やはり「子ども目線」で接することは多いので、子に合わせた生活になっていることを実感しました。
私に近寄らないで、触らないで、構わないで。と、子供に対して今日は思ってしまいました。0歳の頃にも産後うつになりかけてそう思ったことがありました。
それでも、子を授かって産んだことは奇跡だし、その奇跡は感謝すべきこと。もし結婚せず仕事に邁進していて40代で妊活を始めたら、全く授かれなかったかもしれない。出産、育児というのは、当事者にならないとわからない大変さがあり、働きながらの子育てでどんなストレスがかかり、夫婦関係を穏やかに保つことがどれだけ難しいか、これもなってみないと分かりませんでした。
だから、息子が私のもとに来てくれたことには、感謝するべきだし、きっと未熟な私にいろんな課題を与え乗り越えさせるために来てくれたのだろうな、と思います。
小さな息子は大切。私の人生も大切。「今が一番幸せ」と言えるのがベストだけど、綺麗事では片付かないこともある。33歳の今、私の中に存在するモヤモヤとした感情とどのように向き合って解決していくか、じっくり考えていかないとなあと思った次第です。
なにか本でも読もうかなあ。。