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日記1月13日。 #日記
今日の名古屋の気温は、最高4度、最低マイナス1度の予定(今日は12日)。
山陰地方は昭和61年?以来の豪雪という情報を昼のNHKラジオニュースで聞いた(昭和62年?)。今日は雪が降るかと思ったが、この地方では雨になったようだ。普段あまり雪が無いので、雪が降ると交通機関(特に近鉄)が遅れるイメージがある。
11日は成人の日。私の場合は、大学が東北地方だったのと、住民票を東北に確か移していた(はっきりしない)ので、どうせ知らない土地で知らない人と祝うのならば、と思って成人式にはいかなかった(そういう意味では大学の卒業式も行っていない。入学式は確か行った)。
成人式は久しぶりで地元の友人と会う、という面が強いように思う。なので引っ越した人はあまり行かないのではないか。日本では、実家はあまり移動しないのだろうか。11日はこちら天気も曇りから一時陽が照って、穏やかな一日となった。場所にもよるが、図書館に行ったら併設の公民館的なところでその地区の成人式をやっていた。
神仏の有無。あるいは神を信じるか。
二〇一八年に刊行された『現代日本の宗教事情』では、編者の堀江宗正が「世界価値観調査」のデータを用いて日本と他国を比較し、その惨憺たる結果を示している。指標に選ばれているのは中国、インド、アメリカ、ブラジル、パキスタンで、それぞれ無宗教、多神教、一神教など、多様な宗教情勢を抱えた国々である。日本は、細かな数字を省略して順位だけを記すと、「他宗教の信者を信頼する」人の割合では中国に次いで下から二番目、「他宗教の信者も道徳的」と考える人の割合が最低である
不寛容論 森本あんり より
私は最近”社会実績データ図録”という本川裕(ゆたか)氏の統計に関するWEBページが面白くて、よく読んでいるのだが、上記引用と同様の記事があった。とにかく、データ上は日本人の宗教観は、世界で独特、ということになっている。
まあ、わかる気がする。この日本に住んでいると、海外の動向、というものが意識しないと全くわからない。わからないで、生きていける。これはこの日本だけで、一つの狭い商圏があり、その中でいろいろまわすことで、生活が出来て来た、ということなのだろう。
だが、実際は海外に製品を輸出するだけではなく、海外工場で作ったものを自社ブランドで販売したり、現在はコロナでなくなったが、海外からの観光客で観光地が成り立ったり、と現在はいろいろと海外を意識する場も増えて来た。
そうはいっても、いまだ表層的だ。英語にしても、やむにやまれず、必要に迫られ学ぶ、という人はまだまだ少数だろう。緊迫感がない。海外にいけば日々の暮らしに必要な費用がかかって驚くが、日本はデフレで物価は安い。
森博嗣氏のエッセイを引き続き読んでいるが、デフレがなぜ悪いかわからない、と書かれている。全く同感だ。日々の生活でものが安く買えてなにがいけないのか。
経済論になって、将来のことを、国力を考えたらそうなる、という議論はわかるが、では人々はそれでいまこの瞬間困るのだろうか。ものを安くかえることが悪い、という感覚は、たぶんほとんどのひとでもってはいないだろう。
インフレになれば、賃金を上げざるを得ない、というが本当だろうか。あげられない会社が淘汰され、人材は大会社に流れる、というが本当だろうか。
大会社に淘汰された会社から、大会社に移れるわけがない。雇わない。国が、無理やり形を変えて押し付ける、ということになろう。
人が時間あたりで働いて生み出す価値が先進国で最低レベルだ、ということもよく聞く。これを聞くたびに、”私の能力が劣悪であることを糾弾されている”と感じる。本当は、付き合い残業や、残業代込で生活費を予定していることや、残業代が必要なら残業しろ!はい、やります!という企業と勤務者の”WIN-WINな感覚”や、なんやかやが”国際基準でダメダメだ”ということを言いたいのだろう。人で仕事を行う傾向が強いのを、設備投資で機械にやらせと、ということでもあるのだろう(人を帰さざるを得なくなれば、仕事を進めるために仕方なく設備投資をするし、人は勤務時間が減るので、時間当たりの成果額があがる)。
それはわかる。でも一個人としてはなにをすればいいのか???という疑問が湧いてくるのみである。誰に、何を、言いたいのか?(政治提言であることはわかってますが)
今の理解では、たぶんよくはわからないが、一個人のデイリーライフでは、デフレを享受し、よくわからないが会社で求められることを行うのみだ。こうした提言で、付き合い残業(前は本当によくやっていた。仕事が終っても、帰っていい雰囲気がなかった)もへり、休暇も奨励され、飲み会の強制参加も人のたばこの煙の強制喫煙も、減ってきた。
ありがたいことである。ただただ受け身である。
たぶん、深いところでは、こうした日本居住者の全身受け身の所作が、たまらなく怠惰に思えて堪らないのだろう。だが、THIS IS NIPPON.
そこのところを認め、見据えたうえでの議論でないと、響かないのではないだろうか。
(神仏、について書こうと思いましたが、別の話で燃えてしまいましたので、また後日)
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