日記4月15日(木) #日記 下から目線。
前に”上から目線”はけしからん、ということをこの日記で書いたようなうすぼんやりした記憶があるが、そういう意味では"下から目線”も同様に罪深いだろう。
下からのマウント、といえようが、マウントとは上からのっかることであるので、下からマウント、というと、うーんいい比喩が思いつかないが、例えば”地面からの降下”みたいなものだろうか。地面からの降下というと、井戸に落ちる場合は不思議でもなんでもないので、ぜんぜん冴えた比喩にならないわけだが。
下から目線、とはつまりは貧乏自慢、みたいなものだろう。価値観をひっくり返してしまえば、貧乏であればあるほどすごい、となる。自虐であればあるほど、”これは言ってもいいだろう”となるだろう。
確かに自分をいくら下げても通常は大丈夫だ。だが聞いているひとの気持ちが、もし”こんだけ貧乏なのだ、まいったか”といわれている印象を受けてしまったら、言ってもいいけどめんどくさくなってくる。
やはり比較につながる自慢はやめよう、ということだろう。だが誇るべきことがなければ、誇れないことを誇るしか、ないではないか。
いわゆる”災い転じて福となす”戦法ではある。あるのだが、やはり”過ぎたるは及ばざるがごとし”ということなのだろう。
会話はかように難しい。自虐、自己の弱みを冗談めかして言う、真面目なことを茶化してわらう。
そんなしぐさになれないようにしなければ。どこかで魂が気持ちよくない。どこかで”真善美”をかすかに毀損している。
(やはり相手のことを考える会話、が一番いいのでしょうか。なやみますね)
お志本当に嬉しく思います。インプットに努めよきアウトプットが出来るように努力致します。