12.20 公務員と会社員の仕事(個人の印象です)。
定年後の働き方と幸福度の関係 |ニッセイ基礎研究所 (nli-research.co.jp)
ニッセイ基礎研究所の論文をときたま読んでいる。
上掲の記事を興味深く読んだ。そこで筆者は以下のような疑問を持つ。
私は公務員はやったことがない。だが、上記疑問を見て、
やはり公務員は「市民」や「国民」や「納税者」と称する人々に常に「お前は公僕だ」とDISられるリスクを感じて仕事をされているのではないだろうか。
と感じたのだ。
そして「こんな仕事を我慢してやるのは、とにかく倒産がなくて安定、定年後の年金が多いせいで、やりたくてやっているのではない。」
と思われているのではないかなあ、と邪推したのだ。
飲んで暴れる2大迷惑集団は「警察官」と「先生」であるという。どちらも「国民」や「親御さん」からのストレスが半端ないからであろう。
区役所などに行っても、この前マイナンバーカードをもらいにいったら、絵にかいたような「お前らの給料どこからでとると思っているのか」と毒づくオバハンを見た。いや、失礼な表現ではあるが、「とにかく文句いうたるぞ」という意思が顔中から激しく放出されている女性であった。
受けているのは、この人もしかして「定年後」の人か?と思われる年恰好の男性。そうか、組織からはみ出したら余計にこういうクレーム窓口にまわされるのか。
そう思った。
私見では、公務員の皆さんは、一刻も早く仕事を辞めたい、と思われているかたの割合が高いのではないか。年金もらったら働かへんで、と思っている層がぶあつぃのではないか。
なので、年金受領年齢が遅くなり、予定ではのんびりのはずが上記のような「クレーム対応要員」に飛ばされるような定年後の生活となれば、
これは幸福感さがるわなあ。。
と、思っている。
もちろん会社員でも似たような面はある。だが日々「納税者」や「親後さん」に接するばかりの仕事ではない。何十年やった仕事を、責任のない立場で続けることができるのであれば、一般会社員のほうが幸福度が高いのは頷ける、と思っている。
もちろんこれは単なる個人の印象だ。論文であれば仮説→実験→検証のステップが必要であろう。
「公務員は公務員の仕事が実は嫌い」
こういう仮説はどのように検証すればいいだろうか。
(まあ、ちょっとシニカルな視点かもしれませんが、結構こんな感じだろうと個人的には思っています。「納税者」という言葉も欺瞞にまみれてますね。使用すると、思ってもいない「媚び」を売ったような効果があるようです。でも「本当はそう思っていないだろう」と感じられる時点でやばいですね)