7月2日 一期一会。
今朝の体重64.8kg、体脂肪率10%。
毎日1ミクロンの進歩をする、という試み、最近は日々の買い物について流れにまかせず、考えて使用する、という方向でやる、というのがある。
単身赴任であり、一定の費用内で生活する、というのが前提であるが、なんというか食費や日用品をまあ贅沢せずに普通に買う、というつもりでもどうやら足が出ているようであった。
やはり、一期一会、とつぶやきながら古本屋やギャラリーに行くのがリスキーだ。古本屋もギャラリーも、次の機会に買う、ということが基本的にできない場であるからだ。
勿論売れなければ古本は残っているだろうし、個展や企画展だって同じものが再び絶対買えないか、というとまあそうではないだろう。
ギャラリーで私が買う可能性があるのは版画が多い。版画というのは同じ作家の展示に行けば、同じ版から刷った版画がだいたいは買えるのだ。複数枚刷ることができる版画の利点である。
勿論「唯一の作品を保持する」という満足感はない。だがその分だいたい単価が安くなり、有名物故海外作家のものでなければ、小品であれば2万くらいで買えるものが多い。
私も自分で作っている分、「このクオリティでこの値段は安い」などと脳内で呟いては、何枚かを購入してきた。
しかし2万や3万、人によっては問題なく買えるのかもしれないが、基本生活費からひねり出す、となると、勢い食費が削られるのだ。
それで不健康になってはいけないので、最低限の栄養がキープできるように、と思っている。
古本も危ない。神保町に住んで危ないのは、「ああ、この本は神保町にいなければ出あえなかった」などと脳内で悪魔がつぶやく時だ。
歴史が染み込んだ、好きな人しか好きではないような稀覯本に出合ってしまう。嬉しいことなのだが、「これを逃すと買えないでー」などと思うとやばいのだ。やばすぎるのだ。
まあ、数年後に「あそこで無理しておいてよかった」となるのだろうが、あまりに出会いが多いと、やはり食費に響くのだ。
ということで、なるべく最近は個展や古本屋に行かないようにしている。
もう一つの私の弱点が「腕時計購入」だ。手元が不如意すぎて、高級品にはさっぱりだが、これも数万円でヤフオク等で買ってしまっている。
別に売って儲ける気はないので、溜まる一方で、とても楽しいのだが、この趣味も食費を圧迫する。
ということで、外食や一人飲みを極力しないようにしている。
昨日は久し振りのサイゼリヤ。サイゼリヤで贅沢か、といわれるだろうが、最安値長時間滞在セットとして、ドリア(300円)、グラスワイン(100円)、ドリンクバー(200円)、合計600円で挑んだ。
本当はこれで3時間は楽勝なのだが、コロナ禍一段落でサイゼリヤは大繁盛、営業時間も11時まで延長となったようであり、滞在時間は90分、という表示があるではないか。
インスタツイッターなどであっという間に1.5時間が過ぎてしまった。感覚的には本当に一瞬。やはり3時間位ないといろいろとやれないのを実感した。
まあ、長時間居ることができないなら、あるいはマクドナルドでコーヒー1杯で粘る手もあるだろう。特に時間制限はなかったようなので。
考えてみると長時間居ることができないサイゼリヤはやはり個人的には魅力半減、まあ、サイゼリヤの経営的にはいいのだろうが。。
ということで、いろいろ日々の生活ルールを微調整しながら、ある意味楽しんでやっております。。
(なぜこんなに節約?となるのですが、限定の時計を予約してしまったのです。。。自業自得。。。。。)