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日記3月16日。 #日記  健康 (トランス脂肪酸)

この土日はすこし遠出した。片道250KMほどのドライブである。土曜は雨であったが、日没頃は晴れ間が見えた。日曜はよい天気であった。

いままでの生活で、ドライブのためのドライブというものはあまりやらなかった。これは生来の方向オンチ+全くそれを解消しようという気がないことが理由だろう。私の父親も方向はたぶんわからない方で、やはりそれを見ていると自分もそれでよし、と知らず思っている。なのでナビがないと全くなにもわからない。

これは列車についてもそうである。東京に2度住んだが、2度目は列車乗り換えアプリのおかげでまったく路線図を知らなくともよかった。これは本当にありがたかった。なんとなく路線図や地図くらい自分で読めないと男ではない、などと思っていたが、これは自己ジェンダー的に問題であるだろう。いまはそんなことは気にせずにアプリやナビ頼みだ。

だが、人にっては一度行った場所はだいたいわかる、という人がいる。頭に路線図が入っており、どこそこにいくにはナントカ線だよな、という話題で盛り上がるのを横目でみることもある。日本語で語られていても、内容は英語よりもわからない。

方角についても日々全く意識しない。人生で方角を意識した総時間は1分以下だろう。

こういう性格なので、もちろん小学校から中学校にかけて、地理への興味は0%であった。今は知らないのだが、当時関西の男子校中学入試は算数理科国語、であったので、小学校時代から社会は全くやらなかった。未だに県名は全てわからない。

このことはたぶん、子供のころからリアルな物語が苦手で、ファンタジーばかり読んでいたことと関係がある。現実世界に興味がないのではない、現実世界について考えたくない、という気持ち。これがいまでもどこかにある。

もちろん生きていく上で、必要な知識はあるだろう。だが必要に迫られるまで、必要最小限しか、考えるのはもったいない。そんな気持ちが裏にあるようだ。

このあたりは、人間関係でも、似たような傾向があるだろう。

で、体重はこの数年では最重量であろうと思われる69kg(朝食後)。体脂肪は15.7%。危険信号である。今日は昼食は水だけにしようかな、と思っている。

食べるものについて。

食べ物について、大学生時代は全く知識がなかった。野菜を食べろ、という意見を聞いても、ビタミン(種類は不明)が必要なのかなあ、とぼんやり思う程度。タンパク質や脂質、糖類というような知識は全くといっていいほどなかった。野菜は高くてコストパフォーマンスが良くないからなあ、というのが本音であった。腐るし。

なので、白米中心の生活だった。友人と一軒家を借り、1階と2階に分かれて住んでいた。友人の実家が兼業農家であったので、白米を頂き、ありがたくそれを中心に食べていた。

いや、中心といったが、それしか食べない、というのが正確か。

おかずは、マヨネーズ。そこにシーチキンが少量混じっている。以上、という感じであった。今考えてもぞっとするが、とにかく金がなかったのだ。

そしてバイト嫌い。食べ物を買う金を稼ぐか、白米+マヨネーズで過ごすのか。迷わず後者、そして部屋でマンガを読んだり、描いたり。運動部+SF研究会(!)。

それが楽しかった。

だがどうやらそれでは健康は維持できないようだ、と気づいたのはいつだろうか。一番考えたのは、東京で一人暮らしの時。やっとこさ、タンパク質と脂質の違いが分ってきていた。脂質とは体内の細胞膜を形成する成分ということだ。

要するに体内体外、全身に影響する。60兆個の細胞それぞれに「細胞膜」がある。細胞膜は酸素や栄養素の受け渡し、情報伝達物質の信号をおくる、老廃物を排泄するなどの役割を担う。


問題点は、トランス脂肪酸などを含む悪い脂で構成されると、細胞膜が本来の機能が弱くなったり、失くしたりすること。特に脳細胞に良くない。また肉に多い飽和脂肪酸ばかりの食事もよくない。

いろいろなサイトを読んでいると、混乱してきたが、結論としては以下に留意していきたいと思っている。

1.トランス脂肪酸の摂取をすくなくする。

現状も(なんちゃってグルテンフリーの方針から)パンや(クッキー等の)小麦系お菓子の摂取は最近は避けて来た。パンは食感アップの為ショートニング(水分の少ないマーガリン的なもの)を使用しているが、ここに多くのトランス脂肪酸が含まれる。つまりパン自身も危ない。マーガリンは勿論危ない。

加えて、揚げ物に使う安い油は、その精製時にトランス脂肪酸を発生してしまうので、そうした油を含む食品は避ける。

具体的には、揚げ物の入った弁当。フライドポテト。フライドチキン。→農林水産省による日本人一人一日当たりのトランス脂肪酸の目標摂取量は、2グラム未満。マックポテトLは0.69g含むようなので、これだけで一日の目標の1/3になる。

また120℃以上での調理で食品中のアミノ酸と糖が反応(アミノカルボニル反応)し、発がんリスクのある「アクリルアミド」となる。この面でも揚げ物やポテト、チキンはなるべく避ける。バージンオリーブオイルで180度以下設定で揚げればいいというが、店では無理だろう。ポテト以外でも、かりんとうなどもリスクあり。

揚げ油を繰り返し使うと熱酸化する。それを食べると酸化ストレスが発生。酸化ストレスで血管炎症が発生、動脈硬化となる。

コーヒーフレッシュは使わない。

菓子類は、くちどけや食感アップの為、植物油脂を利用している場合が多い(チョコ等も)。この”植物油”は前述のように生成時にトランス脂肪酸を発生させ含んでいる。→”植物油脂”の語に注意する。

トランス脂肪酸のリスク:脂質異常症、動脈硬化、血液劣化、動脈硬化、心疾患、脳血管障害、アレルギー、糖尿病、高血圧、免疫力の低下、慢性疲労、悪玉のLDLコレステロール増、善玉のHDHコレステロール減。

安い、ということがベストではない、ということだろう。安く作るための工程にリスクが潜んでいる。

とはいえ、高級食材ばかりは買えないので、どこにリスクがあるかを知って、食べるものを選んでゆく必要があるようだ。総論としては、加工食品は結構リスクあり、ということだろう。

(マックフライポテト、大好物なんですけど。。。そして映画館でのポップコーン。。。。涙しかありませんね)



以下個人的各種情報控え

トランス脂肪酸とは、常温では液体である植物性油脂を水素を(高温で?)添加して固定化する際に発生。

トランス型:水素が二重結合をはさんで反対側についている状態。コールドプレス法で作成された植物油などでは、二重結合はシス型と呼ばれる。

植物性油脂:不飽和脂肪酸→酸化しやすい(腐りやすい)、不安定、液体状→水素を加えて加工しやすく保存しやすい固体化を行うことが多い。この固定化を高温の過程で行うと、トランス脂肪酸が発生するようだ。

動物性脂肪:飽和脂肪酸→酸化しづらい(腐りにくい)、安定、個体状。ココナツオイルは例外的にこちら。ココナツオイルはぶどう糖に代わってエネルギー源となるケトン体に素早くなれる点がよい。

人より体温の高い牛、豚、鶏などの体内で溶けていた脂は常温で固まる。人間の体内でも同様のことが起きるため、肉やバターの摂りすぎは、血液をドロドロにするリスクあり(油が固体化するのか?)

植物性油の抽出法

①「溶剤抽出法」:一度高圧圧搾法で絞ったあとの搾りかすや・皮・種にヘキサン(工業用の溶剤)を使い油の99%を抽出できる化学物質による抽出法。効率大変よし。超安価。使用する化学物質を高温で除去する際にトランス脂肪酸が発生。

②「高温圧搾法」高温での圧搾時にトランス脂肪酸が発生。安価(油の抽量=6~7割)。

③「低温圧搾法」:低温で圧搾。トランス脂肪酸発生なし。高価。熱を加えずにゆっくりと60度以下で圧力をかける。熱を加えないため、原材料にもともと含まれていた成分があまり破壊されずにオイルに残る。搾り切れず、油の抽出量が少ない(2割程度=高価)。コールド・ブレス法。

農林水産省が、平成18~19年当時の市販品をもとに調査したトランス脂肪酸の各食品の含有量(100gあたり):
  ・ショートニング: トランス脂肪酸含有量1.2~31g。     

  ・味付けポップコーン  (13g)
  ・マーガリン     (0.94~13g)
  ・コンパウンドクリーム (9~12g)
  ・ファストスプレッド (0.99~10g)

  ・菓子パイ    (0.37~7.3g)
  ・ハヤシルウ   (0.51~4.6g)
  ・クッキー    (0.21~3.8g)
  ・コーヒークリーム (0.011~3.4g)
  ・クロワッサン   (0.29~3g)



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豆象屋
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