3月20日 家から一歩も出ず。そして女子プロレスの映像を見続けたことについて。
今朝の体重64.7kg、体脂肪率は5%。うーん本当だろうか。
というのは昨日1歩も外に出なかったからだ。これを書いているのは月曜日、昨日は日曜日だったのだ。
なぜ一歩も出なかったのか。どこかに行かず、散歩も買い物も行こうと思わなかったからだ。
体調が土曜時点でイマイチで、胃腸の調子がイマイチだった。こういう時はとにかく安静にするのがいい、と思って家にいた。
結果的にはなんとなくどこかで歩いたほうがよかったような気もするが、体調が悪化することはなかった。
そしてずっとYOUTUBEで女子プロレス映像を見続けた。私はプロレスファンだが、男子も女子も見るのだ。
ガイアで15歳で入門した里村明衣子関連で、センダイガールズプロレスリング(仙女)関係を主に見た。YOUTUBEというもののすごさは、雑誌等で見たような記憶のある情報が、映像で確認できることがおおいことだ。
情報元としてはまず、ブル中野のブルちゃんねるである。ブルのインタビュアーとしての能力は素晴らしく、出演者はなんというかするするといろいろしゃべっている気がする。そこで、ジェンダーレスレスラーとして活躍する朱崇花(あすか)がゲストで出ていたのだ。
ジェンダーレスレスラーとして活躍する選手だが、174cm、65キロという体格がまずは私とほぼ同じ。女子プロでも男子プロでも戦う、という姿がいままではミクストマッチといえば色もの扱いされがちであったが、基本女子プロレスラーとして入団、研鑽を積んでいることから別の次元で見ることができた。女子プロレスラーとしては各段に大柄となるが(クレーンユウが173cmなのでそれより大きい)、ただ動きとスタイルは基本女子レスラーとしか見えない。
だが仙台育英高校にアマレス特待で入ったという基礎がすごい(1年で中退)。そしていわゆるルチャ系の動きに華がある。仙台女子プロレスで、入門時期が同期となる(朱崇花は別の団体に入門している)元アマレス世界3位の橋本 千紘と行った試合を見たが、なんというかすごい試合であった。
勿論体格は男性であるが、ぶるちゃんねるで本人がいうには、女性ホルモンを注射しており、飛ぶ力は落ちているという。つまりは筋力等も落ちているのだろう。また橋本は画面では88キロあるとなっていたので、身長158cmということからも、15センチ以上の身長差、体重差が23キロとなると、重心の低さもあり、なかなか攻めづらいのではないだろうか。
そういう要素を踏まえてみるとより画面に興味がわく。アマレスでの実績はもちろん橋本が上だろうが、そもそも同じ女子アマレスにいないわけなので、お互いの意地が交差するように見える。アマレス者同士のいわばスープレックス合戦の様相を呈するが、最後は橋本の”オブライト”(かのゲーリー・オブライトのジャーマンを彷彿させることからのネーミングだろう)で敗れるが、試合後控室で、「こんな試合がしたかった」と語ったというプロレスへの思いに胸が打たれた。
そしてそのバトルの場所である仙女を、初代社長の新崎人生から引き継いで社長兼選手として引っ張る里村明衣子。ちょうどレスラーとしてもアブラの乗り切った時期であり、なんとか海外で試合がしたい、と思い始めは拒否されたWWEにも、今は招かれ英国で「最後のボス」として君臨する。
真面目な感じの里村が、いわば日本の武術のマスターといった風のギミックと風貌で(里村は目ぢからがあるタイプだが、眉を強調するだけでいわばグレートムタがいたようなジャパン古武道路線に行けている)、さすがWWEのエンタメ理論はすごいものだと舌を巻いた。WWEのアピールの研修では、プル中野の映像(プル様もアメリカには多く行っていた)が最初に出てきてびっくりした、という話を聞けば、アメリカで一定の日本人レスラーの需要があることがよくわかる。
そんなこんなでYOUTUBEを見ていると、あっという間に一日が過ぎてしまった。
(時間が溶けたともいえますが、こうしてアウトプットができたのでよし、としますか(笑))