9月1日 読書。紙とキンドル。
読書、ということを、結構やってきた方だと思う。なぜか。子供の時、外で遊ぶのが嫌いだったからだ。
すぐに泣きそうになった。体でのいじめはあまりというか、約1回しかなかったが、子供心に、子供というのはめちゃくちゃやな、と思っていた。
で、外で遊ぶといろいろ面倒な人間関係がある。そして私は野球が嫌いで、鉄棒はできず、カナズチで、皮膚が白くて焼けると一日で笑ってしまうほどタコのように真っ赤になって、翌日皮がむけてくる、というタイプの肌の持ち主であったのだ。
集団で遊ぶのは全く苦手であった。結局家でマンガや本などを読みTVを見る子供時代であった。
その結果、なんというか同じ本を何度も読むので、気が付くと漢字の読みはだいたいできることに気づいた。
読めない場合は、意味は前後から推測することを覚え、子供の本だと読み仮名があるので、覚えやすかったのだろう。
ということで、子供時代に引っ込み思案であったことが、本をよく読むことになるきっかけであったろう。
あと、中高時代は通学に片道ドアTOドアで2時間かかった。通学中マンガや本を読みまくった覚えもある。
就職してからはすっかり本を読まなくはなったが、マンガは読んだ。いわゆる画集のようなものは、必要と思えば購入してきた。
そして最近は電子書籍購入をスタートした。ノスタルジーもあり、紙の本にこだわりがあるし、古書街神保町に住んではいるのだが、いかんせん収納スペースに制限がある。
ということで、恐る恐るだがキンドルで本を買いだした。
引用したソクラテスの「パイドン」、試しにやってみるとCOPYしての貼り付けが容易であり、引用元も自動でくっついてくるようだ。
まあ、楽すぎるのと、引用は今まではノートに抜き書きしてからタイプしなおす、というスタイルであったのだが、まあ、こういうことができる、と情報を得たことだけでも進歩と言えるだろう。
(パイドン、副題は魂について、なんですね。難解でしょうが訳は読みやすい感じですね)