11.28 この世に希望を持つとはどういうことか。
井筒俊彦などを読んでいると、いろいろな意味で違う視野の存在を感じることがある。
ここでも幾度か書いてはきたが、すべての存在の行為というか、存在が存在していることは、かすかながら「永遠」と「全」に影響している。いいや悪いの世界ではない。自らが存在すること、そのことだけが理由で日々世界は変化している。
なにか目的があるわけではない。だが、実際に変化している、ということを考えるに、なんだか自分に存在の理由があるような気がしてくる。
昨日没後35年経つと言う清原啓子展にお邪魔した。
生まれてしまったことの理由と対価として心から銅版画の描線に取り組まれていた姿をひしひして感じた。
生とは
死とは、
と考える機会も頂ける展示であった。
清原さんが自らの生を制作に打ち込まれた姿を感じ、自らの生を顧みる機会になりました。。
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