共働き夫婦と1歳児の夜

復職して半年。
前回の朝の過ごし方に加えて、
今回は夜の過ごし方について。

通勤時間が長い私と、延長保育不可の保育園に通う娘。
通常の時短2時間ではお迎えがギリギリのため、
会社協力のもと、勤務時間を30分前倒して、
8時半〜15時半を定時にしてもらった。

駅前の月極駐輪場を借りているので、
最寄りから保育園まではゲキチャリしている。
お迎えに行くと、延長保育がないこともあり、
2歳クラス以下の子は3人くらいしか残っていない。
みんなのパパママがお迎えに来る姿を見て、
娘も自分のお迎えを心待ちにしているらしい。
最近は私に気がつくと、
「●ちゃん、ママ、きたー！」と、
ダッシュで飛びついてくる。

帰宅後が毎日戦場だ。
娘と手を洗い、娘が靴下を脱いで渡してくれる間に、
保育園から持ち帰ってきた洗濯物を洗濯機に放り込み、
娘が渡してくれた靴下と一緒に洗濯開始。

ちなみに、毎日砂場で泥だらけになるため、
汚れが目立つ色のボトムスや靴下はやめた。
毎日ウタマロで予洗いなんて、私には無理。
汚れが目立ってきたものは、
週末にまとめてウタマロで洗うことにした。

作り置きしている娘のごはんや、
朝のうちに皿に盛りつけた大人のごはんをレンチンする間に、翌日保育園に持って行くものを全て鞄に詰め込む。

ソラジローを横目に、
娘と今日あったことを話しながら、
私も一緒に早めの晩ごはん。

洗い物は、帰宅後の父さんが、まとめて洗うから、
そのまま流しに放置。
ちょうどその頃、洗濯が終わり、浴室乾燥にかける。

毎日1時間ちょっと、娘と遊ぶ時間を確保している。
全然足りないとお叱りを受けそうだが、
私にはこれが限界で、なんとか捻出した時間だ。
最近の娘は、ダンス、ピアノ、ままごと、
お絵描き、シール貼りが好きだ。
Eテレの面白さに気がつき、
「うーたん」とリモコンを離さずに私と喧嘩することも出てきた。
そんな日は、夜桜を見に出かけたり、
自販機にお茶を買いに行ったりして、
ちょっとだけ特別な夜を楽しむことにした。

断乳後、娘は毎晩お風呂前に牛乳を飲む。

その後は暴れながら歯磨きタイムだ。
この暴れ方が尋常ではなく、「●ちゃん、やる！」と、
自分でやりたがって、仕上げ磨きをさせてくれない。
どうにかならないものか。

歯を磨いたら、母さんとシャワータイム。
浴室乾燥の洗濯物もだいたい乾いているので、
濡れないようによけておく。
娘を産んだ産院で、
沐浴もシャワーで洗い流す方法を聞いた。
ベビーバスを卒業してからは、
寒い日に湯船に浸かることはあるが、
娘はずっとシャワーだ。

ちょうどその頃、父さんが帰宅するが、
いつの頃からか寝かしつけは母さんでないと、
ギャン泣きするようになったため、
毎晩私が寝かしつける。
少なくとも週に1度は一緒に寝落ちしてしまう。

娘が寝たら、父さんと話しながら、
細かい家事や、翌朝の負担を減らすため、
連絡ノートを書ける範囲で書いたりしている。

こうして21時半くらいから、やっと私の自由時間だが、
録画したドラマや、映画のDVDを観ることもあるが、
結構な頻度で仕事をしてしまう。
ちなみに、娘と一緒に早めに夕飯を食べたため、
この時間は空腹に耐えられず、
だいたいアイスか何かを食べている。

父さん帰宅後は、娘におやすみの挨拶をするのだが、
毎晩娘からホッペにタッチされると喜ぶ父さんに対し、
母さんは娘からビンタをくらっているようにしか見えないと言うのは、黙っておこう。

娘が寝るまでの間、父さんは夕飯を食べ、
娘が散らかしたオモチャを片付け、
ベビーサークル内をコロコロで掃除し、
洗い物をして、シャワータイム。

その後は母さん指示のもと、
玄関の掃除やテレビ台の拭き掃除等、
細かい掃除を少しやる。
ちなみに、指示待ちのため、
ほうっておくとすぐにボーっとする。

そして、母さんの自由時間に合わせて、
一緒にデザートを食べつつ、
寝るまで基本ボーっとしている。

母さんのお迎えを首を長くして待っていた娘は、
帰りの自転車に乗せると絶好調で話し始める。
ワンワンや、ニャンニャンブーブ（クロネコヤマト）を見つけた日には、特に大喜びだ。

踏み台と自動のソープディスペンサーを置いてから、
自分で手を洗うようになった。
水遊びが好きだから、油断するとすぐに水浸し、
泡まみれで遊び始めるのだが。

母さんが夕飯の準備をしている間は、
ぬいぐるみとままごとをして遊んだり、
待ちきれずにキッチンに来て「おいしー、まだー！」と催促したりしている。

お友達や先生と公園に行ったこと、
アイスの絵を描いたこと、
保育園であったことを話しながら、
母さんと夕飯を食べる。

その後は、母さんと遊ぶ時間。
最近は、歌も歌えるようになってきた。
Eテレのねえねえなあにと、
英語のドレミの歌は特に好きだ。

「にゅうにゅう、ちょだーい（牛乳ちょうだい）」
と、牛乳を催促し、牛乳を飲む。
ちなみに、こぼされた後の片付けが面倒なのと、
開封後すぐに飲みきれないという理由で、
割高でも100ミリのパック牛乳にしている。

母さんに足技をかけられながら、歯を磨いたら、
シャワータイムだ。
生まれてすぐにシャワーに慣らされたからか、
顔に水がかかってもお構いなしで、本当に有難い。

先に母さんがシャワーを浴びるため、
娘はアップリカのバスチェアに座らされ、
母さんのシャワー終わるのを待ちつつ、
飛んできた泡やお湯で爆笑しながら遊んでいる。
娘は赤ちゃん用のシャンプーとボディソープで全身泡まみれにした後、全部一気にシャワーで流す。
雑な扱いですまん。
いつか、母さんよりもスキンケアに時間かけるようになるんだろうな。

その後は上述の通り、父さんを笑顔でビンタし、
お腹をトントンされながら、就寝。
5分で寝る日もあれば、まだ遊びたいと暴れて30分くらいかかる日もあるが、あまり夜泣きはしないから、良しとしよう。

こうして我が家の1日は終わり、
また翌朝はバタバタとやって来る。

今になって思えば、
自分で靴下を脱げるようになったり、
ごはんを食べられるようになったり、
だんだん母さんは楽できるようになってきた。

このまま少しずつ、楽になるんだろうなと思いつつ、
その前にやって来るであろうイヤイヤ期で、
きっと全て上手く回らない期間があるのだろうと、
今から頭が痛い母である。