![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121820281/rectangle_large_type_2_c1ddee7fc68e622ac459c97cd90fd8da.png?width=1200)
あのウイルスってほんとうなの?26
一度死んだから言えること!
◎この世界に来る前にしたこと
新年は迎え、呼吸不全も収まり九死に一生を得たのもつかの間、次に襲い掛かってきたのは2つの出来事でした。
一つ目は、全身に針を突き刺すような意味不明の痛みが、襲い掛かってきました。同時に恨みに声が頭の中に広がり、再び眠れなくなっていました。「やっぱり私はおかしいのだろうか?」と考えましたが、自分ではどうにも出来ず再び”まめ師匠”に尋ねました。
わたし 「この全身の痛みは何なのですか?」
「生きる命を貰ったはずですよねぇ?」
まめ師匠「それはお前がこの世界に来る前にしてきたことへの恨みだ」
「お前の正義も責任感もお前の立場においてのみ有効だ」
「相手の立場で考えたことがあるのかな?」
「お前の正義は相手の悪ということだ」
「意識の世界では時間は関係ない。弱った今だから刺される」
わたし 「どうしたらいいのですか?」
まめ師匠「謝るのみだ。謝罪とはそういう事だ」
「そこに病院内にあふれている恨み言が乗っかっているぞ」
「朝まで眠らず謝り続けなさい」
つまり、私が行ってきたことは、私の立場に置いて正解であったとしても、それが恨まれることだと考えずに強引だったことで、かなりの恨みを買っており、それが復讐されているという事なのです。
私はこの世界にくる以前に、責任追及やその執行のようなことをしていたのです。まさに正義の立場だったし、それこそが存在意義でした。しかし、それをひっくり返されたのです。自分の視野の狭さというか、思い上がりや傲慢さがすべて返されてきたのです。
新しい命を貰うという事は、清算なしに済むはずはないという事を思い知らされた夜でした。そして様々な存在に対して、謝り続けました。もちろん今生の出会いのすべてにも。そして朝が白む頃には痛みはすっかりと消えて、いつのまにか寝ていたのです。
そして年末まで起きていた、頻繁な咳と喀痰が、気が付けばしつこく起きる事は無く、穏やかなものに変わっていました。
なのに・・・
続く