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#バックナンバー【恐怖政治は歴史の証人?世界と家庭の大同小異】

【珈琲のオトモのマメ知識 vol.383】

ロシアによるウクライナ侵攻
2023年9月末で、約1年半経ちます…
参照:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230220/k10013985811000.html

ウクライナ市民の死亡者数
少なくとも、7,000人強

そのうち、子供400人強
まだまだ被害は増すばかりです…

その被害把握さえ、
現状では、ままなってません、、、

さらに、軍人はどうか?

ウクライナ側
 ⇒ 1万人~13,000人

ロシア側
 ⇒ 4万~6万人

つまり、おそらく、約10万人前後
尊い命が失われており、

今もなお、それは増加してます
それも、その終結も見えない状態です

では、なぜ、このような状況を招いたか?
原因は『軍国主義』です

その対義語は正確には存在しませんが、
おそらく『民主主義』となるでしょう

『軍国主義』は、なぜ大国を成すのか?
それは根底に“恐怖政治”が暗躍するから

表立って見える北の大国は、
裏では、さらなる闇が影を潜め、

さらに、その影の色をより濃いものへ…
あらゆる手段を用いて遮二無二に突き進む

歴史において明確に残る史実としては、
フランス革命の際の恐怖政治
参照:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%90%E6%80%96%E6%94%BF%E6%B2%BB

1793年からの2年間で、
1,376名もの人間を不当な裁判の上、処刑…

歴史上、大昔から戦争は存在しており、
武力にて、何もかも制圧してきた

そもそも、それが紛れもない恐怖政治
その後も、恐怖政治は地球上から消えません

ロシア革命のソビエト連邦
ドイツの独裁者のヒトラー

哀しいかな日本も多分に漏れることなく、
太平洋戦争の戦時下が、正にソレ
参照:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%A2%9D%E8%8B%B1%E6%A9%9F

東条英機が執った恐怖政治でした
彼は第40第内閣総理大臣でありながら、

同時に、A級戦犯者であり、
後に、絞首刑により死刑が執行されております

と、今回、なぜ、こんな話題を出したのか?
それは『日本の家庭も経済的恐怖政治ではないか?』

と、思ったからです
最近、離婚の話題に触れることが多く、

その内情を詳しく確認してみると、
とどのつまり、問題は“金”である


§『最小単位の恐怖政治』

データで確認してみましょう
厚生省のデータをお借りすると…
参照:
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/dl/01.pdf

昭和51年の賃金推移
男性:約150万円
女性:約90万円

令和元年の賃金推移
男性:約338万円
女性:約251万円

こんな感じ
では、それぞれの成長率はどうか?

日銀が面白い計算をしているので、
それを基に計算すると…
参照:https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/history/j12.htm

消費者物価指数計算
昭和51年:58.9
令和元年:100

100÷58.9=約1.7倍

男女それぞれの確認すると

男性:
150万円×1.7=255万円

女性:
90万円×1.7=153万円

賃金の物価達成率では?

男性:
338万円÷255万円=133.55%

女性:
251万円÷153万円=164.05%

女性の方が約30ポイントも多く上昇してますね!
男女平等の動きの成果でしょうか

ですが、年収実額として
338万円-251万円=87万円

月額で、約7万円の開きがある
しかも、女性の場合、実は

“既婚”“独身”で年収に大きな開きがある
内閣府の調査によると…
参照:
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/zuhyo/zuhyo00-69.html

既婚女性の年収
500万円超   :3.4%
300~400万円台:7.1%
100~200万円台:22.2%
100万円未満  :55.4%

圧倒的100万円未満感…

独身一人暮らし女性の年収
500万円超   :9.1%
300~400万円台:22.2%
100~200万円台:36.1%
100万円未満  :13.7%

ある程度、バラけてる感じ?

※ 未回答があるため、100%にはなりません

データからもわかるように、
婚姻による年収への影響はスゴイですよね

つまり、既婚女性の半数以上は、
年収が100万円もないってこと

先程のデータから差し引くと…

338万円-100万円=238万円

約238万円もの格差がある
しかも、女性側がそれだけの年収ということは、

男性側の年収は、338万円よりも多い
こんな状況がほとんどです

つまり、格差は最低でも、約238万円
通常ならば、それ以上の格差が存在してるってこと

これって、先進国から発展途上国への
経済制裁と状況は似てませんかね?

まぁ、望んで制裁をしているわけじゃないので、
全く同じとはいきませんがね

ただ、離婚という観点からすると、
とんでもなく大きな障壁であることには変わりない

しかも、その状況は改善の兆しはあるにせよ、
現状、大きくは変化がないです

昨今、話題に上がる『年収の壁』
これの影響もあるでしょうが、

それよりも、もっと根本に原因はあるはず
それって何なんでしょうね?


§『むすびに』

これは飽くまでも私見ですが、
『経済参画への意識の差異』

これが大きな差になっている
そんな肌感覚があります

女性って…

『あれやりたい!』
『将来はこうしたい!』

みたいなことって多く言われますし、
よくヒヤリングしていると聞きます

にもかかわらず、それに向けて何してる?
ってなると、突如として皆無…

特に繋がるようなことをしているよ
って方、劇的に減ります…

やり方はありますよ!と提案しても、
そこには乗らない…

つまり、自らの要望と経済が、
全く繋がっていないってことです

そりゃ、何もできないだろうし、
何も実現しないのは、子供でもわかるでしょう

もちろん、そういった経済、空気を作った
って意味では、負の遺産なのでしょう

それも、主に男性の責任かと思います
女性に参画の機会すら与えないのはおかしいです

ですが、ホントに、その責任のみでしょうか?
小生としては、違うと思いますがね

何かを成し遂げたいのであれば、
何かを犠牲にしてでも動かなければいけません

犠牲を嫌がり、そこに留まるならば、
それは自然の摂理で言えば、死を意味するでしょう

それを社会インフラが整備されているからと、
高を括って、燻っていると、どうなるでしょうか?

今までは何とかなりました
高度経済成長期の“正の遺産”が残ってましたから

ですが、もうそれもネタ切れ…
それに付けて、さらに離婚…

何においてもすべきことは…

・とりあえず、外で相談する
・とにかく、行動する

これで自然とスキルも身に付き、
自分だけでなく、

守らなければいけない誰かも、
助けることができるかもしれませんね


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