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#バックナンバー【“シリーズ投資”第30株-実例で見てみよう! その8-】

【珈琲のオトモのマメ知識 vol.539】

↓ 前回の内容です


新手法のトレード確認です
もう、慣れましたかね?

それと併せてですが、
企業研究も確認というか、

見慣れておく?
みたいにしておきたいです

自らでも調べられる
数字の意味がわかる

くらいの状態にはしたいですかね
完璧に読み込める必要はないです

プロじゃないんですからね
世の中の大枠の流れを、

それら情報から読み取れる程度
これくらいでいいと思います

自ら、経営やマネジメントする
となると、ここは外せません

組織が大きくなればなるほど、
大きくなってからでは、遅いです

組織が崩壊するのは、その組織が、
大きければ大きいほどに早いです

何事もそうですが、
事前に備えて憂いを出さないようにしたいですね


§『企業概要』


参照:https://hd.kourakuen.co.jp/

株式会社幸楽苑ホールディングス

英文表記  :KOURAKUEN HOLDINGS CORPORATION
創業年月日:1954(昭和29年)年9月22日
設立年月日:1970(昭和45年)年11月11日
本社所在地:
 〒963-0724 福島県郡山市田村町上行合字北川田2番地1
 ※登記上の住所
資本金:3,328,459千円(2023年7月31日現在)
決算期:3月
事業内容:
らーめん店「幸楽苑」の国内及び海外におけるチェーン展開を行うグループ会社の経営管理

あのラーメンの幸楽苑ですね
最近、目にする機会が減った印象です?

それもそうでして…
参照:https://www.nipponsoft.co.jp/blog/analysis/chain-ramen2023/#:~:text=幸楽苑 ~1954年創業,大幅減となりました。

近年、店舗を大幅に減らしております

2019年7月:503店舗
2023年7月:385店舗

4年間で、118店舗も削減してます
約23%もの削減となってます

全店舗の1/5も減らしたのは、
まずいとは思いますが、

売上、利益、資本効率をよくするため、
これら目的があるのだとしたら、

それは英断だとは思うので、
その1点を挙げて、あり得ない!

というのは、少々違いますかね?
事業は何事もやってみなくては、

わからない!というのは定石
リスクは負って然るべきです

詳しくは、掘りません
どんどん長くなるので…

ここ幸楽苑はHPの頁に、
『株式情報』なるものがありまして、

投資家に対しては明るい印象ですね
株主優待の内容から使い方迄、案内がある

日本人大好き“配当”は、というと、
なんと、2021年から喫緊まで『0円』

つまり、無配当にしております
これは海外投資家へ向けての方針ですかね?

インカムでなく、ストックで利回り獲得
これをしてくださいね!って言ってるわけです

つまり、高利益出しまっせ!
ってことでしょうかね?

そうは言いながら、株式分割は、
2000年から2003年で4回もやっておいて、

近年に至っては、まるでやってませんね
というか、できない、というの正しいのかも…

売上推移を確認すると、
2019年3期:412.68億円
2023年3期:254.61億円

約60%迄落ち込んでますね
店舗が減っているので当然ですかね

ですが…
営業利益はと言うと、、、

2019年3期:16.36億円
2023円3期:△16.87億円

はい、マイナスに転落してます…
つまり、店舗の大量撤退は、

積極的と言うよりは、
消極的理由による減少のようですね

当期純利益も近年で最悪です…
コロナ、物価高騰がモロに影響

有利子負債を、940万円減少させてますが、
純資産も、約40億円もの減少…

故に、総資産としては、

2019年3期:182.56億円
2023年3期:107.96億円

約半減させてますかね
店舗減少で不動産関連を精算したんですかね?

にしても、4年で約75億円
この減少が、さすがにまずいでしょうね

さらに、中期経営計画も、IRも
いずれも掲載はないようです

さて、あなたなら、
この企業に投資しますか?


§『実例確認 その8』


例)
証券コード:7554
(株)幸楽苑ホールディングス

確認期間:2017年10月~2017年12月

さて、条件はどうでしたか?

1.長めの陽線がある
2.株価が比較的に高過ぎない
3.日経平均株価が上昇傾向

実にわかりやすいですよね
2017年10/27ですよね

明らかに高騰してます
というか、これ高過ぎない?

って感じですよね?
でも、その感覚があったなら、

それは正解です
なので、その後の動きを確認すると、

すぐに戻ってますよね?
手数料負けする可能性があるレベル

今回の購入額は、

2017年10/27終値:2,057円
2017年10/30始値:2,398円

今回は寄付で大幅上昇してますね
おそらく、休業日が長めで、

その間に買いが殺到したのかと
では、結果どうなったか?

即、下落してますね
つまり、売却のタイミングは、

その1日のみであった
ってことですね

おそらく、寄付で買った場合、
素人なら、もう負けです

ロスカット基準は、

(1,754円+2,057円)÷2=1905.5円
(1,754円+2,398円)÷2=2,076円

いずれも、割っているところありますよね?
2017年11/9で、もうアウトです

任意ロスカットです…
この基準ですが、

終値、始値いずれの基準も計算しておいて、
より、株価の高い方を基準とした方がいいかと

この場合、終値で購入し、
始値のロスカット基準で売却したらなら、

(2,071円-2,057円)×100株=1,400円

これなら、大きく損失を出すより、
よろしい結果ではありますよね?

これが始値なら、

(2,071円-2,398円)×100株=△32,700円
△32,700円/2,398円×100株=13.64…%

約14%のもマイナスです
これは大きめなマイナスですよね?

新手法はどうですかね?
これは変化に敏感です

特に、今回のように、
これ高過ぎかも?って場合

より注意が必要ですよね?
故に、玄人向きかもです

ただ、データの確認をしておきましょう
知らないよりも、知った上で、

“やらない”という選択をしましょう


↓ 次回の内容です


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