薬が大変
『薬を正確に服用するって大変』と実感しています。
昨年来、感じていたのが胸やけと消化不良。さらに腸の働きが鈍いこと。
「年取れば、臓器も前みたいには働かない」「食べる量を減らして痩せたらどうか」とかかりつけ医に言われたら、還暦過ぎているし、ボテッとしている身からは返す言葉もない。
オンサイトが増えて、移動・宿泊が増えると、さらに状況は悪化。それで、意を決して胃カメラ、大腸カメラ、エコー、血液検査をしてくれる医療機関を探したのですが、自費だから気安く受ける値段でもない。
死亡率を減らすって、検診だけじゃないのになということを痛感する体験でした。
エコーと血液検査からわかったことは、膵臓が弱っているということ。リパーゼ(初めて聞いた)という消化酵素の値が枯渇状態。これでは、胃にも腸にも影響が出るということが判明し、臓器って単独ではなく、それぞれの働きが繋がっているんだなともわかる大切な経験でした。
そんなわけで、6種類の薬を処方してくださいました。
朝食前・朝食後・昼食前・昼食後・夕食前・夕食後・就寝前…
こんなに薬を服用したことがない私は、飲むタイミング事に薬を分けて、これ何錠だったけ?という状況。
3日目にしてやっと、理解ができてきました。
服用し始めは、のどが渇いたり、頭がくらくらしたりがあり、医師、薬剤師の両方に連絡しましたが、「そのような副作用の報告はないから様子をみて」という指示。
でも、薬の反応を感じているのは事実で、「そのような報告はない」というのは不安にもなりました。
でも体が慣れてきたのか、症状はおさまっています。
今回の体験は、今後、がん対策を考えていく上で、とても重要な体験だったと思っています。
6月は、月の半分以上が外泊。海外もある。
その合間を縫ってMRIを受けます。
私の膵臓は、果たしてどうなっていたのか。
責任がある立場での体調管理の大切さを痛感中です。