言い訳は破滅の道…素直は成功の近道【メンタル小話#3】
元々公務員として働いていましたが、メンタルダウンしてしまい、無職となりました。今は専業主夫として、家庭を支えています。
これまでの経験や、そこから学んだことを自分なりに発信してみようかなと思い書いてみました。
最後まで読んでくれたら嬉しいです(*^^*)
■言い訳は破滅道 素直な心は再起道
「言い訳」を続けることは、一時的には自分を守る手段になりますが、長期的には破滅へとつながります。逆に、「素直」な心を持ち、失敗から学ぶ姿勢を持つことで、再起し、成功へと向かうことができます。
■何故、「言い訳」は破滅道なのか?
私はかつて公務員として働いていましたが、メンタルを病み、無職になりました。当時を振り返ると、私が陥った最大の落とし穴は「言い訳」でした。
「これは家族の為、我慢は普通のこと。仕方がない」
「今の環境が悪いだけ、異動すればきっと大丈夫」
「もっと自分に合う職場ならば、実力を出せる」
こんなふうに、自分の状態を正当化する「言い訳」を続けたことで、状況が悪化していきました。
「言い訳」をすること自体は、防衛本能の一種であり、短期的には自分を守る手段になります。しかし、長期的に見ると、それは自分の成長を止め、問題を先延ばしにし、最終的に破滅へとつながります。
一方で、「素直」になることは、一見すると損に感じたり、痛みを伴いますが、間違いを認め、学ぶことで人生の軌道修正が可能になります。
■「言い訳」が成長を阻む仕組み
例えば、子どもが花瓶を割ってしまったとき、どのような反応をするでしょうか?
それがコチラ↓
「僕はやってない!(嘘)」
「その場にいなかったし、知らない!」
➡ 責任を否定することで、問題から逃げる → 失敗を直視せず、学びの機会を失う
「中古の安物だし、また買えばいい」
「そもそも、こんなところに花瓶を置いたママが悪い!」
➡ 問題の過小化と責任転嫁することで、自分のミスを正当化 → 自己認識が歪み、成長が停滞
「割ってしまったのはごめんなさい。でも、ちょっと疲れていて…」
「ここにあると危ないと思って動かしてたら、うっかりして…」
➡ 少しは認めるが、結局は他の理由をつける → 自己洗脳が進み、根本的な解決ができなくなる
言い訳の技術は、このように大人になるにつれ、発達していきます。さらに、視野狭窄となりメンタルを加速的に悪化させ、スパイラル式に認知を歪めていきます。
より巧妙になり、「環境が悪い」「自分は本来もっとできる」「タイミングが悪い」などと、自分を誤魔化す言い訳へと発展していきます。そして、気づけば「まだいける、まだ大丈夫」という慢心が積み重なり、身動きが取れなくなるのです。
もし、「まだいける」と無理しているとしたら、「もういけない」に半分は片足突っ込んでると考えた方が無難です。
私自身も、当時は「私が家庭を支えなければ」という思考に囚われ、現実を直視することができませんでした。しかし、よく考えて見ればすぐわかることです。身体を壊し、長期間働けなくなったら本末転倒なのは自明の理です。端的に言えば、私は公務員を辞める勇気が無く、変化が恐かっただけです。
その結果、公務員という職に執着し、抜け出すことができず、さらに悪循環に陥りました。
■「言い訳」をやめるとどうなるか?
では、言い訳をやめ、素直になるとどうなるでしょうか?
●人の意見を聞き、間違いを認められる
●反省し、内省することで軌道修正ができる
●成長のチャンスを掴みやすくなる
「失敗は成功のもと」は誰でも知っている格言です。しかし、これには見落とされている条件があります。
それは、
「素直に反省し、内省すること」
が前提条件です。言い訳を続ける限り、そこに学びはなく、同じ失敗を繰り返してしまいます。
私も、自分の間違いを受け入れ、言い訳をやめたことで、少しずつ前に進めるようになりました。「今の自分を正当化しないこと」「できることからやること」——この小さな積み重ねが、再起への一歩につながったのです。
■「素直」な心が成功の鍵
現代では、「素直」や「純粋」がどこか小馬鹿にされ、奇抜なアイデアや斬新な思考こそが価値あるものとされがちです。しかし、実は「素直な心」こそが、最も安定し、自然と成長できるエコな生き方なはずです。
悪いことをしたら「ごめんなさい」
優しくしてもらったら「ありがとう」
この世に生まれたとき誰もが持っている純な心。
このシンプルな行動こそが、成功へとつながる道です。「言い訳をやめ、素直になる」——その決断が、未来を切り開く第一歩となります。
〜次回予告〜
「素直になれないのは、mustの呪い…木を見ず森を見よ…無所住心とは?」
良い子とされるしずかちゃんタイプ。「素直」であることと、「従順」であることは違います。
多角的な視点とその姿勢にヒントがーー!?
今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)