シンガポールの学生たちと箏を演奏します

こんにちは。シンガポールのわん吉です。

大人になってからの趣味で箏をやっています。
アジアに暮らしてからは、ベトナムでもタイでも、箏を教わったり合奏したりする機会に恵まれました。箏仲間には日本の方もいれば現地の方たちもいて、楽しい時間を過ごさせてもらい、あぁ、音楽ってすばらしいツールだなとしみじみ。

シンガポールでは縁あって、シンガポール国立大学の箏サークル KotoKottoN に参加させてもらっています。2009年に始まったこのサークルは活動歴15年。大学生と卒業生が中心ですが、箏を弾きたい外部の人も受け入れていて、懐が深いのです。

皆さん練習も熱心で、だからとっても上手。びっくりしました。
サークルを創設した日本語教師の先生がお箏を指導していますが、それ以外に先輩が後輩に教えたり、仲間同士で教え合ったり、各自 Youtube で研究したり（今は箏の動画も意外とあります）、演奏家の音源を聴き込んだり、と自主的で前向き。

箏をやろうと思ったきっかけは、学祭で見た KotoKottoN の演奏や、アニメの「この音止まれ」や Youtube などと聞きました。総じて、箏の音色がすごくきれい、かっこいい、という声。

日本からずっと離れた南国で、若いみんなが「箏が好き！」と言って、無我夢中で練習している姿を見ると、胸が熱くなっちゃいます。

そんな彼らにわん吉も混ぜてもらっています。随分歳も離れていますが、自然に温かく受け入れてもらっているのは、多様性に慣れているシンガポールだからかな？これが今の若い世代の感覚なのかな？と、これまた、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

来週9月10日（火）夜、ドリアンの形で知られるシンガポールのコンサートホール、エスプラネード のロビーでKotoKottoNの無料ライブがあります。第一部は19:15〜。わん吉も参加させてもらいます。よかったら日本の音色を聴きに来てください〜♪