タイの山岳民族が作るアラビカのコーヒー豆は、最近の定番買い
こんにちは。シンガポールのわん吉です。
タイに行くといつも買うもの。それはコーヒー豆です。
お気に入りは、山岳民族のおじさんがトレードマークのドイチャーンコーヒー(Doi Chaang Coffee)。タイ北部、チェンラーイ県のドイチャーン村で採れるアラビカ豆です。
山の生態系に従って、たくさんの種類の植物と共生しながら育つコーヒーの木。自然の恵みがたっぷりのコーヒー豆は、山に暮らす少数民族の人たちの手で摘まれ、発酵や乾燥などを経て、私たちの手元に届けられます。
そんなドイチャーンコーヒーの仕組みはソーシャルビジネス。パッケージに登場しているアカ族のPikorおじさんたちが財団を設立しました。
山岳民族の人たちにサステイナブルなコーヒー栽培とコーヒー豆づくりを教え、彼らの生活向上や環境保護など、社会問題の解決に取り組んでいます。
山の中に広がるコーヒー栽培地は、なんとサッカーグランド8000個分という大きさ。そこに100万本以上のコーヒーの木が育っているそうです。
おじさんのパッケージは「プレミアム・クラシック」。グレードAのアラビカ豆のミディアムローストです。品のいい香りがして、コクもあり、酸味もちょっと感じられて飲みやすいです。
一方、おねえさんのパッケージは「ピーベリー・クラシック」。ピーベリーは収穫量の少ない希少な豆で、特徴はまんまるの形です。
普通のコーヒー生豆は、種子の中に2つ対で入っているため、豆の片面が平らになるのですが、ピーベリーは種子の中に1つしか入っていないのでまるいまま。しかも生豆の中から、ピーベリーを見つけて取り出すのでとても手間がかかるのだとか。
そんな希少性から、ピーベリーのお値段はちょっと高めなのだそうです。
ドイチャーンのピーベリーはとても華やかな香りがして、なかなか贅沢なコーヒータイムを楽しめます。
サステイナブルでおいしいドイチャーンのアラビカコーヒー豆。パッケージもかわいいし、次回のタイのお土産にいかがですか?