シンガポールに今年もF1がやって来る
こんにちは。シンガポールのわん吉です。
世界最高峰のモーターレース、F1(フォーミュラワン)が、来月シンガポールにもやって来ます。街にものぼりが上がり始めました。今年の開催は9月20日(金)〜22日(日)です。
わん吉は去年、初めてのF1シンガポールグランプリに恐る恐る足を踏み入れました。F1の爆音に驚き、野外フェスのような会場に心が躍り、2024年はとことん楽しもうと決意。
安くないチケットを購入し、せっかくなのでちゃんと予備知識を持っておこうと、NetflixのF1ドキュメンタリーを見て(おもしろい!)、今年のレースをチェックしています。
最初は訳のわからなかったF1の世界、だんだん理解して来たので、皆さんにシェアしたいなと思いました。知って損はない一般常識、よかったら続けて読んでみてください。
みんなで知ろう。F1 グランプリとは?
F1(エフワン)は3月〜12月のシーズン期間中、世界各地で24戦のグランプリレースを開催します。来月のシンガポールグランプリは18戦目。4月に行われた鈴鹿での日本グランプリは4戦目でした。
参戦するのは、世界のトップドライバー20人。資金と技術を注ぎ込んだ10のチームに、ドライバーが2人ずつ所属してレースをします。
競い合うのはもちろん順位。一番速く黒白のフラッグを浴びたドライバーが、グランプリレースのチャンピオンです。3位までが表彰台に上がり、よく見るシャンパンファイトを繰り広げます。
表彰台の3人はもちろん、4位から10位までのドライバーもポイントを獲得します。ちなみに2024年現在、1位は25ポイント、10位は1ポイントです。
最終レースを終えて、通年のポイントを加算した結果、年間ドライバーズチャンピオンが決まります。
F1はドライバーの勝負だろうと思われがちですが、参戦チームもまた、同じようにポイントを競い合っています。最終的に、チームの年間チャンピオンも決まります。
聞いたことあるはず、F1ドライバーとF1チーム
今、F1ドライバーで断トツ首位にいるのはオランダ人のフェルスタッペン。超ベテランのスペイン人のアロンソや、イギリス人のハミルトンもバリバリに活躍しています。最近ノリノリの若手には、イギリス人のノリスやオーストラリア人のピアストリ。日本人の角田(つのだ)も頑張っています。
わん吉的には、イギリス人のラッセルや、スペイン人のサインツ、モナコのルクレールなども見逃せません。
F1チームは誰もが知る、名門メーカーがずらり。現在トップチームはレッドブル。マクラーレン、メルセデス、フェラーリなどと競い合っています。
モーターレース最速のF1は、資金と技術の総合力。レースはドライバーの腕はもちろんですが、それを実現するための車の技術力、レースを有利に展開するための戦略力といった超総合力が問われます。
もちろん莫大な資金が渦巻いているのは、車体やドライバーのウェアにつけられたスポンサーの数を見れば一目瞭然です!
F1を楽しめるようになったきっかけはNetflix
「栄光のグランプリ」というF1のドキュメンタリーが秀逸です。F1のドライバーやチームオーナー、レースの裏側やプライベートなど、F1を舞台にした人間模様にとことん迫っていて、こんなに見せちゃていいの?と思いながら、毎回楽しませてもらっています。
2018年のグランプリレースを取材編集したシリーズ1が2019年に始まってから、今は2023年のグランプリレースを描いたシーズン6が進行中。
F1にそれほど興味がなかったわん吉も、このドキュメンタリーでF1のことを知り、知らず知らずのうちに、ドライバーやチームの情報も刷り込まれてしまっています。なんと秀逸なマーケティング!このシリーズで7300万人もの新たなF1ファンを獲得した、とウィキぺディアに書いてありました。
シンガポールグランプリを楽しみに
チケットを購入したのが昨年末。それから徐々に予備知識を積んできました。グランプリレースの最新状況に加えて、ドライバーの魅力やチームの人間模様にもそこそこ詳しくなりました。
シンガポールグランプリの初日9月20日(金)は走行練習、21日(土)は本戦のスタート順位を決める予選、そして22日(日)夜が本戦。しかもレースの合間には、レニー・クラビッツやベイビーモンスターのライブステージもあります。
シンガポールグランプリは市街地レースなので、シンガポール市民にとっては道路封鎖もあってちょっと不便な日々。でも、わん吉は今からワクワクです。お天気が心地よいと尚いいな、と楽しみにしています。