植物園で【詩】
リュックサックを持ってゆこう。植物園の中で暮らそう。そして蕎麦湯をどろりとしないサラサラのそれを飲み干そう。それから月が地球に墜ちてくるのはわかっているので防空壕は不要です。
ラジオのアンテナは折れているけど気にしないで。いつかピクニックへ行ったときのこと、ヒッピー狩りに出遭って怯えていたね。そのとき折ったのさ。植物図鑑もその時に奪われてしまったっけ。厭な奴らだったね。それはともかく静かだね。植物は叫ばないもんね。
植物は静かに笑っている。
リュックサックを持ってゆこう。植物園の中で暮らそう。そして蕎麦湯をどろりとしないサラサラのそれを飲み干そう。それから月が地球に墜ちてくるのはわかっているので防空壕は不要です。
ラジオのアンテナは折れているけど気にしないで。いつかピクニックへ行ったときのこと、ヒッピー狩りに出遭って怯えていたね。そのとき折ったのさ。植物図鑑もその時に奪われてしまったっけ。厭な奴らだったね。それはともかく静かだね。植物は叫ばないもんね。
植物は静かに笑っている。