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荒れた畑をお豆の畑に。 お豆を「つくる」「よる」「加工する」などで 生まれる交流。 …

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荒れた畑をお豆の畑に。 お豆を「つくる」「よる」「加工する」などで 生まれる交流。 「お豆」を通じた「コミュニケーション」 "mamenication" ”mamenication”が発展してコミュニティになる。 それが『mamenity-マメニティ-』です。

最近の記事

さあ大豆の収穫だー

大豆の干場作り 暦は11月の中旬。実りの秋。 ついに念願の大豆の収穫。 でも、大豆は収穫したら干さないといけないので、まずは大豆の干場作り。 材料は竹を使い、干す部分は長く切って、脚にする部分は少し短めに。 脚は3本を1セットにして紐でくくり、ちゃんと立つかテスト。 干場が完成してテンションが上がったので、畑まで少し距離があったのですが、車をあえて使わず、みんなで「わっせ、わっせ」と人力で畑まで運ぶことに。 ちょっと神輿みたいで楽しかったです。 さあ収穫だー 干場

    • 食べるよろこび

      大豆もいいけど、枝豆も! 時は10月中旬。 草刈りも2回ぐらいしたので、草の勢いも小さくなって大豆たちは順調に成長中。 「大豆もいいけど、枝豆も食べたいよね!」 という事で、記念すべきmamenityの初収穫として、枝豆を収穫しました。 「背丈はあまり大きくないけど、豆の数は多いなー」 とかキャッキャッ言いながら、遠足に行くバスの中ぐらい楽しそうに収穫。 天使と悪魔の囁き 「収穫しすぎたら大豆が少なくなるよー」 と右耳で悪魔が囁き。 「でも、今後何があるか分からな

      • 夏の恐怖!?真っ青!?草刈り

        緑一面の畑 畑に行くと自分の目に映る光景のほとんどが緑色。 ちょっと見ないうちに成長している親戚の子供のように、夏の畑もちょっと見ないうちに草がどんどん成長していきます。 草も成長するけど、主役の大豆もしっかり成長中。 さて、草刈りをしていこう!という事で、みんなで鎌を片手に2人1組になって畝を決めて草刈り。 草を刈りながら成長の違う大豆を見て、「これは先輩大豆やな」とか言いつワイワイとやっていました。 すっきり爽やか 目の前に広がっていた緑色に茶色の範囲が徐々に多く

        • 誰もが知っている大切なこと

          さあ定植!! ポットにまいた大豆は鳥にも見つからず順調に成長し、畑に定植できるぐらいの大きさに。 参加人数も最多の6人で、時間も1時間多めのスペシャル仕様で定植を開始。 季節は夏真っ盛りという事で雑草も多く、草刈りをしつつ、畝を作りつつ、定植をするという3段構え。 草刈りをしていると驚きの発見が。 鳥に全部食べられたと思っていた大豆がいくつか生き残っている! その貴重な先輩大豆を刈らないように注意しつつ、後輩のポット大豆を定植していました。 この畑も僕らの世界と同じよ

        さあ大豆の収穫だー

          悲劇は突然に訪れる

          そこには何もない 悲劇とラブストーリーは突然にやってくるものなのか。 6月に入って、大豆の成長を見るために畑へ。 そして感じる違和感。 「先週と何かが違う」 よく見ると、そこには何もない。 そう、大豆の芽がすべてないのだ。 そしてドラマの展開のように振り出す雨。 地元の人から耳にしていた「鳥にやられるで」。 この言葉をすぐに思い出した。 それは93年のドーハの悲劇、 小学生の時のゲームで、セーブデータが消えてしまった悲劇、 それに近い感覚がありました。 切り替え

          悲劇は突然に訪れる

          ついに豆まき

          鹿は外、豆は内 豆まきといえば節分ですが、こっちの豆まきは畑への豆まき。 「鬼は外、福は内」というよりも「鹿は外、豆は内」という願い。 まく豆は前の年に自分の畑で収穫した大豆。 豆や種を畑にまいている時に思うのは、「この一粒一粒から多くの大豆ができるなんて、すごい仕組みだな」という事。 自然の与えてくれる恵みを感じます。 クロス豆まき さて豆まきをしようという事で畑に行ったのですが、そういえば畝を作っていなかったなと。 畝を作っていると豆をまくのが遅くなるので、もう

          ついに豆まき

          隔てること、隔てないこと

          お豆を守るためにしないといけないこと 刈った草もグングンと伸びてきた、春真っ盛りの5月。 できたらしたくないけど、やらないといけないこと。 柵作り。 富貴というところは、自然豊かであるがゆえに動物もたくさんいます。 特に多いのは鹿。 夜に車で走っていると、「ここは奈良公園かな」というぐらいの団体さんと出会う事もあります。 なので、これから作っていくお豆を守るためには、どうしても柵が必要になってくるのです。 まずは支柱を打つところから。 家の倉庫に眠っていた支柱をある

          隔てること、隔てないこと

          作業ではないことの大切さ

          2人組はいい感じ 3月に入ってもまだ肌寒い富貴。 「でも寒いと体も動かしやすい」という事で行われた第二回の草刈り。 4人の参加だったので、最初に2人1組に分かれて草刈り。 草刈りをするのに4人が固まってしまうとやりにくいし、かと言ってもみんなが散らばると交流が生まれない。 なので2人組がちょうどいい。 終わらない草刈り 話をしながら草刈りをしていると時間を忘れてしまう。 チャイムが鳴って12時の合図。 この日で全部草刈りできるかなーと思っていたけど、あともう少しと

          作業ではないことの大切さ

          荒地があるなら大豆を作ろう!

          荒地が開発されるかもしれない!? それは2023年の初め頃。 富貴に荒地が増えてきているなーとは思っていましたが、その荒地が開発されるかもしれないという話を耳にしました。 色んな事情があるので開発される事も仕方ないと思う一方で、無機物が並ぶ景色は残念だなと思っていました。 そういう動きの中で、自分の中にあった「お豆」の気持ちが交錯して、”一人ではなくて、みんなでワイワイと荒地にお豆をまいて育てたらいいんじゃないか”という想いが湧き出しました。 そこで地元の人に話をし

          荒地があるなら大豆を作ろう!

          mamenityのはじまり

          活動を始めたきっかけ ここは和歌山県の高野町にある「富貴」という小さな集落です。 僕はこの集落に移住して3年目の半農半会社員です。 2023年の春から「mamenity」を立ち上げて活動を行ってきました。 この活動をより多くの人に知ってもらいたいと思い、noteに綴っていくことにしました。 この活動を始めた理由は、 ①豆を作るのは楽しい ②自分が魅了された富貴という土地を知ってもらいたい ③荒地を畑として取り戻したい この3つの想いが自分の中で交錯したからです。

          mamenityのはじまり