共感の話
この前、自分のお葬式にかける為のプレイリストを制作した。死ぬから、ではなくて、親友が「お葬式にかける曲、集めてるんだ。」と言っていたので、真似してみたまでだ。この曲を入れた。
久しぶりに覗いたCDのジャケット写真。高校生の頃、バイトも出来ず、ちびちび貯めたお小遣いでディスクユニオン巡りをした。巡っては、好きなバンドのアルバムを買い集めた。何を持っていないかなんて、分からなかったけど、初めて見るものは全て買ってきた。
その中の1つ。Base Ball Bearのインディーズシングル、『YUME is VISION』に収録されているのが先程歌詞を載せた『君のスピード感』である。
綺麗なジャケ写だ。これは、表題曲の『Yume is VISION』を元に製作されている。Base Ball Bearの曲はいつも、新鮮な痛みを連れてきてくれるけれど、これは青春から時が経ちすぎた今だって、輝きが薄れない名盤だ。
青臭いだろうけれど、人生のおおよその悩みがこんな形になるんじゃないかなと思う。
ついつい、共感しているつもりで同情し続けて、傷つけている人が多いと思う。もっと上手く言葉を遣えたらいいのにな。