アメーバ擬態作戦
「ただ、生きているだけ。」と思った日はないだろうか。何だかアタマと四肢に重りが入ったみたいな感覚。ベットから剥がれられない。
そんな日はアメーバになるのも1つの手段である。眠れなくても、布団の中でうにゃうにゃしてて良いのだ。
「何となく頭が痛い気がする…」等の諸症状が出た場合には、頭まで布団をかぶる事をオススメする。目・耳からの刺激を防ぐのだ。耳も解してあげると尚良し。
もちろん眠ってもよいし、好きなだけ泣いたってよい。少しなら怒ってもよいが、あんまりイライラを溜めるとアメーバの魔法が切れてしまう。そのため、イライラしたら、水を飲むことをオススメする。
少し勇気が出た時は、カーテンを片側だけ開けてみよう。薄い布団を被って、陽の光を見ると木漏れ日のような、水の中の乱反射のような気分に浸れる。
赤子のようだと思うだろう。しかし、これはあくまでアメーバの擬態だ。くれぐれも「ばぶー」とは言わないように。