正真正銘の好物紹介 ①
1.動機
今回は、気合いを入れて好物の紹介をしたい。何故ならば、とても美味しいけれども出会えないと知ることの無い1品だからである。すごく当たり前のことを格好つけて言ったが、許していただきたい。
それでは、知っていただこう。紹介するのは、「ヨーグルッペ」である。「えっ、知ってるし。」と思った方は申し訳ない。余すことなく言語化するので、ご容赦を。
2.ヨーグルッペとは
ヨーグルッペとは、デーリィ南日本酪農協同株式会社さんで作られている乳酸菌飲料のことである。日本初の乳製品、乳酸菌飲料らしい。天然のペクチンを分離を防止したり、ヨーグルトなどの粘土を付与したりする働きがある酸乳安定剤として使用した製品だ。
ペクチンは、身体の中の善玉菌を増やす働きがあるそうで、腸の働きをよくしてくれる。つまり、安心して身体の働きを整えてくれる製品だということだ。素晴らしきヨーグルッペ。
3.お味
なんと言っても、気になるのは味だろう。食レポを行うが、初めての試みなので伝わるよう努めたい。執筆時点で筆者はプレーンしか飲んだことがない。他の味は随時追記していく。楽しみに待っていただけたら幸いです。
①プレーンヨーグルッペ

うっすーらのヨーグルト味。サラサラタイプ。喉の通過加減がとても気持ち良い。夏でも冬でも飲みたくなる。飲んだあとも甘すぎて喉がしばかれるような感覚は全くない。
その特性を活かして、サンドイッチやおにぎりと食べてもよい。水分としてランチのメンバー入りを果たせる。量もランチに持ってこい!丁度よく無くなる。
②いちごヨーグルッペ

期待以上のいちご味。つぶつぶ感はまったくないが、風味が豊かで鼻に抜ける香りがとても良い。やはりベタベタしないので、いつでも爽やかに飲み干せる。
クッキーなどと合わせたくなったが、今回はそばぼうろと合わせた。クッキーのようにバターがゴーンとしているものよりもたまごボーロなどの素朴な味との相性が良い気がする。
③みやざき日向夏ヨーグルッペ

ふんわり日向夏のような柑橘の味がする。いちごより薄い味な気がする。レモン牛乳と近いのだろうか、避けてしまう人もいると思う。サラサラはそのままに、柑橘の味がする。(筆者はグレープフルーツが苦手である。)
みやざき犬というキャラクターつきのデザインが妙にローカル味を強めている気がしてしまう。女の子のハットがオシャレ。
④沖縄パインヨーグルッペ

飲んでみた時に激震が走った。パインである。パイン缶のシロップの味がする。みやざき日向夏と比べると苦味がない。サラサラしたパイン缶。ヨーグルッペのおかげでマイルドになっている。ところで、シークワーサーじゃなくパインなのは理由があるのだろうか。
パッケージにはシーサーも居てくれている。琉装と呼ばれる伝統的な服を着ているらしい。沖縄の暑い気候を快適に過ごすために、女性は太い帯を絞めなかったり、裾も大きく開いているものが多いらしい。沖縄っぽい配色で、ヨーグルッペ1華やかだと思う。
⑤りんごヨーグルッペ

飲みあたりは、りんごジュース。後味にヨーグルッペのプレーン味の風味が抜ける。美味しすぎる。これとおにぎりを食べたなら、きっと子どもの頃のあの日のお弁当味になるはず。病院の待合室で飲みたい味だ。
パッケージは白雪姫風。可愛いドレスを着た少女がりんごをもっている。白雪のような肌。まさに再現している。いちごに続き、空まで赤い。ジョジョみたいだ。
⑥白ぶどうヨーグルッペ

Qooの白ぶどう(マックでしか飲めないやつ)のスタートダッシュの味がする。ヨーグルッペのおかげでかなりまろやか。ハンバーガーが食べたくなるお味だ。
パッケージの女の子は今回はボンネットを被っている。可愛らしい。全体が黄緑で統一されている分、ヨーグルッペのロゴとも親和性が高く、個人的には一番好きなパッケージ。
4.デザイン
味の次はデザインだ。皆様、ロゴに注目していただけたであろうか。アルプスの山々をイメージしてのことか、「ぺ」がこんなにも盛り上がっているのだ。丸の部分は線があえて細くなっていて、識字しやすくなっている。
下には赤字で英語表記してある。可愛い。オシャレ、というより、ぺって英語にできたのね。という感動を覚える。可愛すぎる。可愛いよ、ヨーグルッペさん。
そして、アルプスをイメージしているのであれば「ハイジさん」を思い浮かべることが多いだろう。横には子ヤギのユキちゃんが…と連想してしまいがちだが、ヨーグルッペさんは女の子1人でドドーンと勝負。ヨーデルが聞こえる。気がする。
味によって配色が異なる。並べると圧巻である。いちごとりんごの色に混乱したが、慣れれば大丈夫。味がどんな味でも、パッケージの女の子はブレないのがすごい。しかも、彼女は想像以上にオシャレだ。コスチュームが味を彷彿させるものに変化している。りんごの白雪姫コスチュームには、1本取られた感じがする。

ちなみに、2021年くらいのCMでは女の子は以下のように動いている。意外な動きと表情が見られて面白い。新テレビCMということは、もっと古いものもあるのかもしれない。
5.お買い求め方法
ヨーグルッペは九州発祥だそうだが、筆者は九州の人ではない。どうやって入手しているのかと言うと、大学生協や地元のスーパーで買っている。
なんと最近は、コンビニやスーパーでもレア味のヨーグルッペが売っていることがある。親しみを込めて「グルッぺ」と読んでいるのだが、思わず歌ってしまうほどだ。
🎶グルッぺ、グルッぺ、美味しいグルッぺ〜
皆様もよろしければ、是非一緒に歌って頂きたい。通販サイトでも購入可能である。しかし、初めてのものを箱買いなんて怖くて出来ない。まずは1本グルッぺから始めていただきたい。
6.おわりに
この度は記事をお読みくださり、ありがとうございました。自分の好物をしっかり言語化出来たのかというと、曖昧なところではあるが、お伝えしたいことを形にした。ぜひ、この記事を見て、スーパーで素敵な出会いがあったら嬉しく思う。皆様も素敵なグルッぺライフを!幸あれ!