苦しみのグンナイ

今晩は泣いてしまった。なんだか分からないけれど、泣いてしまった。

少し落ち着いたけれど、何となく生きていたらいけない気がしてしまって気が振れたことを考えてしまう。

さっきいただいた植物の世話を丁寧にしながら考えてみた。「何が生きるの本体なんだろう」

この子も私も確かに今生きている。面白いとか悲しいとか、気分は違くても生きているには変わりない。

なんで今、生きているんだろう。

ざーっと目の前を電車が走り去るようなぬるい風を感じる。

いつも混んでいて嫌な通勤路を思い出す。あれ、なんで生きているんだっけ。真面目に考え出してしまう。

今日書いた新しい手紙の中身は恐ろしく冷淡だった。自分のために一生懸命になんて、なれそうにないよ。まったく。

湯に浸かって苦しい思いも落としたら、眠れる気がするから。負けないようにね、がんばるよ。