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こんにちは、まめこです。今日は年末にインフルエンザで寝込んだ時の気づきについて書いてみたいと思います。


アラフィフにして初めての体験

50年以上生きてきて、実は今回が人生初のインフルエンザ発症体験でした。大人になってから寝込むこと自体が珍しく、どちらかというと免疫力には自信があったのですが、昨年末の記録的な流行に、もれなく参加することになりました。

体からのメッセージ

最初は午後からの咳。そして夜に38.5度の発熱が始まり、その熱は3日間続きました。食欲はまったくなく、水分もほとんど受け付けない状態。ただひたすら暖かくして眠り続けました。

4日目にようやく微熱まで下がりましたが、その状態がさらに3日。平熱に戻ったのは7日目でした。その後も咳と痰は続き、なにより驚いたのは途方もない眠気でした。

気づかなかった「頑張りすぎ」のサイン

振り返ってみると、この発症には会社での流行以外にも理由がありそうです。周りのフリーランス通訳の仲間たちが活躍している姿を見て、「わたしも頑張らなくては」という焦りにも似た気持ちが強くなっていたのかもしれません。

既にキャパオーバーだったのに、「もうすぐ年末年始の休みだから」と自分に言い聞かせて突っ走っていた気がします。そして、体は「強制シャットダウン」を起こしました。

熱と一緒に消えていった「もっと頑張らなきゃ」

高熱でうなされている時、不思議な体験をしました。熱が下がるにつれて、「もっと頑張らなきゃ」という焦りのような思いも一緒に落ちていくような感覚がありました。どうでもいいや、という投げやりな気持ちとは違う、わたしはわたしでいいや、という前向きな?諦めです。

実はインフルエンザに罹る直前、セラピストの先生に「来年は体から緩みたいです」とお願いしていたところでした。HSPの特性か、考え事をすることが多く、知らず知らずの間に脳も体も過緊張になっているのでは?と気になっていたので、ボディセラピーの先生を紹介して頂いた矢先の出来事だったのです。

地方移住という新しい視点

お正月に、地方に移住した身内から移住先での暮らしぶりを聞く機会がありました。都心での生活を基準に考えると「もっともっと」になりがちですが、豊かな自然の中での暮らしは、必ずしも大きな収入を必要としないことを知りました。

都会での暮らし以外の選択肢があること、年金だけでも工夫次第で心豊かに暮らせる可能性があることを知って少し肩の力が抜けた気がしました。春に一度遊びに行ってみようかなと思っています。

今年の漢字は「緩」

こうして今年の漢字は自然と「緩」に決まりました。体も心も、もう少しゆるやかに進んでいこうと思います。時にはインフルエンザのような思わぬ形で気づきが訪れることもあるのですね。

わたしの経験が、ほんの少しでも、身軽に、自分らしく生きていくお役に立てば嬉しいなと思って書きました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も良い一日でありますように🙏