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パラレルキャリア 適職と天職

こんにちは、まめこです。
今日は「適職と天職」について書いてみたいと思います。

人生の転換期を迎え、これまでの仕事人生を振り返るなかで、適職と天職について考えることがありました。

若かりし頃、海外の大都会で働いていたことがあります。いろいろあって心が折れて帰国し、しばらく冬眠していた日々。その頃「見える世界と見えない世界」「海外と日本」をつなぐ橋渡し役をしたいと漠然と思っていました。精神世界の本をたくさん読み、そのジャンルの翻訳者を志し、実際に海外の著者の方の本を何冊か翻訳させていただいたこともあります。

そんな時、ある方から「あなたには軸がなく危うい感じがする。今はビジネス通訳として地に足をつけて仕事をしたほうがいい」とアドバイスをいただきました。わたしは、そうかもしれないと思い、ビジネス通訳の道に進むことにしました。

それから20年の月日が流れ、ビジネス通訳としてのキャリアを重ねてきました。この仕事は、好きか嫌いかと聞かれれば「どちらかと言えば好き」。お金をいただいてやっている以上は、プロの仕事をしようと努力してきたつもりです。たぶん、適職なのだと思います。

人生のあれやこれやを経験し、ようやく自分の中に軸ができてきたと感じ始めた頃、思いがけずマインドフルネスやHSP、禅といったお仕事のご縁をいただくようになりました。このジャンルの通訳は奥が深く、自律神経と心身のコンディションが整っていないといい通訳ができません。お仕事としてやらせていただいていますが、セルフケアのこと、自分と繋がることの大切さなど、たくさん学ばせていただいています。魂が喜ぶという意味では、これが天職なのかもしれないなと思うのです。

振り返ってみると、天職と適職は必ずしも一致するものではないのかもしれません。でも遠回りのように見えても、目の前の仕事を一生懸命やっていくことで、人それぞれの完璧なタイミングで、自分にとっての天職に近づいていくのかも知れません。

わたしの経験が、ほんの少しでも、身軽に、自分らしく生きていくお役に立てば嬉しいなと思って書きました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も良い一日でありますように🙏