気が弱い人が優しいわけではありません。
さて、“気が弱い”定義ってなんでしょうかね。
“気が弱い”とされる要素の中に、自信を持ちにくい、ありまのままの自分では心もとないということがあります。
ですから、他人に気を使いすぎる、違う意見が言えない、となるわけです。そして、いずれフラストレーションが溜まります。人間ですからね。そりゃ、溜まりますよ。
どんな人でも腹の中に色々なものを持っている。
でも、それを一ミリも人に知られたくない人もいます。
私のカウンセリングは、いわゆる「攻め」強めです。
揺さぶります。なぜなら、カウンセリングに来る人の中には、カウンセラーの最中でも「いい子」を演じようとする人がいて、それでは前に進まず何も変わらないという結果になるからです。
そんなときには攻めてどうにか本当の自分を知る導きをします。アドバイスよりも、
自分が自分のことを知るということが大事です。
我慢している人が「いい人」と言われている可能性があるわけです。そのいい人が勝手に育ってしまうと“いい人”を辞められなくなります。
ですから人を紹介する時に、いい人という表現を私は使いません。私にとってそれはいい人ではなく「好きな人」です。そして、いい人とは言えないけれど「好きな人」はたくさんいます。
子どもの発育発達の場面で、親や周りの大人の役割が重要な部分はここにあります。
親の顔色をうかがいすぎて育つと「いい子でないと受け入れてもらえない」という気持ちが優先されてしまいます。
言いたいことが言えない、本当の自分を出してはいけない、と「我慢」が育ちます。でも、完全な人間はいないのですから、お腹の中にどんどん溜まります。
それが大人になると病気や不安として出現するわけです。そして、
我慢しているにもかかわらず、人のためにもなってないという…
あなた(もしくはあなたの子ども)は、気が弱いのではなくて何かを我慢しているか、伝えるスキルが足りないのかもしれません。
しっかり自分を持ったうえで、人のために動きましょうよ。
ちなみに私は自分軸がガッチリ太いことと、ギャンブルが強いこと、この2本だてで営業しております。
最後に。
「まわりの期待は裏切ってもいいけど、自分のことを裏切るなよ。お化けが出るぞ。」